地味だけど便利な事務用品

文房具


事務仕事をしてると消耗品としてたくさん利用するけど家ではなかなか使わないものってありますよね。仕事で使ってるあれが結局シンプルで一番使いやすいと思いつつ、文房具屋とか書店とか無印良品とかに行って買うのはもうちょっとおしゃれだけど実用性はそこまでではないというようなの。

それでもどこかに誰かが作ったこだわりの素敵ななにかがあるはずだと探してきたんですけど、最終的には結局、コストパフォーマンス的にも実用性的にも「よく使われるものが地味だけど一番使いやすい」という結論に至りました。技術の発展でものは何でも使いやすくなるけれど、変わらないもの、変わりにくいものもあるっていう。




ここ1年くらいで一番実感したのが、ペン。

特にこの2つは安価で本数入ってて使い勝手が良くて消耗品としてぴったり。





個人的な嗜好でボールペンだけは割と書き味を求める方なんですけど、サインペン・油性ペンは安くて長く使えるものが一番良い。油性ペンは速乾だとか何でも書けるとか機能が付加された商品がいろいろあるんだけど、実際使うときにはそういう機能はあんまり大事じゃなく、とにかくちゃんと描ければOKってことが多いんですよね。やっぱり長く売られているのには理由があるってことか。



確定申告で便利さを実感したのはこれ



キングジムのファイルはどんな事務所にでも必ずあるであろう定番商品ですが、使うまでは何が良いのかよく分かんなかったんですね。100均のファイルで良いんじゃないの?と。使ってみて思った、あ、これ全然違うやつだ。多くの枚数の書類を整理するのにとにかく適してるんですよね。普通のファイルはファイルサイズの半分ぐらいまで来たら収納が難しくなっていくんですけど、このファイルはファイル幅ギリギリまで綺麗に入れられる。金具も頑丈でかなりの書類を収めて雑に扱っても壊れない。

キングファイルの場合は見た目同じでも地味にモデルチェンジをしているみたいなので、年々使い勝手が上がっていってるのかも知れないけれど、それにしたってここまでかと、書類整理しながら思いました。そして思わず3冊まとめて購入。今の僕のペースだと1年1冊で十分なんですけどね。いやあなんとなく買っておきたくなって。



そして実は万能な養生テープ

何かを仮止めしたりくっつけたり封をしたりするのにガムテープを使うことがよくあると思います。何かに油性ペンでメモを書くときの下地として貼るときもあるかな?何にでもくっつくし便利なんですけど、布テープにしろ紙テープにしろ跡が残りやすいという欠点があります。厨房ではタッパーに油性ペンでメモを書いて区別するということを良くするんですが、それをガムテープでやるとしばらくあとに剥がしたときに綺麗に取れないっていう。

仕方ないねってことで諦めていたことなんですが、それを養生テープに変えたらあっさり解決しました。ガムテープに比べて若干割高になってしまいますが、その粘着力と剥がしやすさという矛盾する性能は何物にも代えがたい。油性ペンとの相性も良いし、透明なものを選べばガムテープだとどうしても「接着してます!」ってなるところを目立ちにくくも出来ます。

オススメはこれかなあ。養生テープとしてはかなり安い。使い勝手も問題なし。




これも恐らく建設現場や引越の現場では昔からごく普通に消費されているものだと思うんですけど、実は事務用品としてかなり優秀。愛されるには理由があると言うことかなあ。



なんでも新製品であれば良いというわけでは無いですね。文房具好きなのでつい高機能を謳う新製品を手に取ってしまいがちですが、実用性を重視する場面では「定番」を選んで見るのも良いのかなと最近はちょっと思っています。