大きな木の下で


植物ってスゲーなーと思うわけですよ。

例えば山に生えている樹木というのは、別に誰か(人間であれ動物であれ)が育てる目的で栄養を与えているわけではないわけです。樹木はそれ単体で光合成で空気から炭水化物を合成し、土壌にある栄養素(主に窒素、リン、カルシウム)を吸収して生きているわけです。

菌根菌の存在や媒介・共生する動植物の存在を考えると「単体」という表現には語弊があるかも知れませんが、動物の生態との比較として、他者に積極的に関わることなく自然サイクルの中で長期間生存可能という意味合いで使っています。

それに対して動物は高い運動性能を獲得する代償として、生存に多くのエネルギーを必要とするようになりました。動物も植物も安静時の体重あたりの消費エネルギーはさほど変わらないという研究があります。


ゾウからバクテリアまで、「体重あたりのエネルギー消費量」は共通|WIRED.jp

ゾウからバクテリアまで、3000種に及ぶ動植物の安静時代謝率を比較したところ、生物の重量1キログラム当たりの消費エネルギーはだいたい同じで、従来考えられていたような、体のサイズによる大きな差はないことを示す結果が出た。



裏返せば、動物は動く分だけ多くエネルギーを消費していると言うことでもあります。当然自前では確保しきれないので外部から獲得するようになった、もしくは、外部からエネルギーを確保するようになったことで運動性能が上がり、動くことができるようになったという進化を経て、次第に自分でエネルギーを確保する手段を失ったとするのが自然なのかなあと。といっても動物がまだ植物から分化して間もない頃なので、何億年も前の話ですが。

そう考えると、自然環境からエネルギーを得られる植物の凄さを獲得しようとすると、運動を制限しなくてはならないし、動物であることを辞めざるをえないわけですね。その手段は色々あるとしても、僕らはエネルギーを使って運動し、より多くのエネルギーを確保するように、種として要求されていると。まあ、こんなに難しく書かなくても、当たり前の話なんですけどね。「「動」物」ですからね。



なんてことを風呂につかって「少女終末旅行」の4巻読みながらぼんやり考えてました。4巻まではアニメ化されたんだよね。5巻と6巻もアニメ化してくれないかなあ。
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