「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2016年8月データを掲載)

さまざまなグラフ

内閣支持率のグラフを更新しました。

使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所




内閣支持率



48% → 53%。


参議院選挙、東京都知事選を終えて、支持率が伸びました。今年2月以来の50%越え。共産党を筆頭に、反政府の人たちの人格攻撃とも言える酷いネガティブキャンペーンが目立つ割に、安倍さん人気あるんですよね。いつもだったら、そうなる理由を調べたり考えたりするんですけど、なんかもうよくわかんないです。特別、点数を稼げるようなことをしたわけでもないしなあ。敢えて言うと、「増田さんの応援に行かなかった」くらいですかね……なんでなんでしょう。あ、そうか、改造内閣が評価されたのかな?誰が入閣したのか全然知らないけど。

仕方ないので、調べてみましょう。

内閣支持率、横ばい55%…経済政策評価は拮抗 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

安倍首相が内閣改造で主要閣僚を留任させたことを「評価する」と答えた人は53%と半数を超えた。「評価しない」は28%。一方、稲田防衛相の起用は「評価する」32%、「評価しない」41%で否定的な見方が多かった。丸川五輪相の起用は「評価する」37%と「評価しない」39%がほぼ並んだ。

 安倍内閣の経済政策は「評価する」が43%(前回44%)で、「評価しない」の44%(同42%)と拮抗した。安倍内閣のもとで、景気が今よりも良くなると思う人は34%にとどまり、「思わない」の54%を下回った。


主要閣僚を留任させたことは評価するが、稲田防衛相の起用は評価しない。経済政策は評価するとどうか微妙で、景気が良くなるとは思っていない。えー。何がポイントとなって支持されてるんでしょうかねえ……安定性?



政党支持率



自民党が前月比で下げていますが、大きな選挙があると普段支持政党を決めていない人が決める傾向があり、各党とも支持率が伸びがちなので、下げたというよりは「元に戻った」と考えるのが良いかと。つまり前々月比で見るのがいいのかな?そういう意味で言うと、民進党は選挙が近付くにつれて下げていた支持率を、取り戻した感はあります。民主党から変わった意味はあんまり無さそうですけど。公明党、社民党は大きく下げ。共産党と生活の党派微増、おおさか維新の会は2倍弱に上げ。

やっぱりねー。参議院選挙と都知事選挙を経て思うのですけど、「非自民」というだけで連合するのはちょっと無理だよねえと思うのです。今、共産党が一定の支持率あるし、共産党の支持者の人は基本声がデカいから、野党として共産党と一緒にやりたいと思う気持ちはわからんのでもないですけど、色が全然違うじゃないですか。共産党は、良くも悪くもイデオロギーがしっかりしてるからこそ支持されているのであり、民進党はイデオロギー色が弱い、つまり「自民党みたいな非自民」だから支持されているのであり、それが連合したら、共産党はイデオロギーが見えなくなるし、民進党はイデオロギーが強くなるし、双方の特色を消し会ってしまう気がするんですよ。要するに、宇都宮さんと鳥越さんくらい違うわけです。宇都宮さんは長く活動してきた筋金入りの人ですが、鳥越さんは大した中身も政策もない自称ジャーナリスト。てっきり、民進党が折れて宇都宮さん担ぐのかなそれだと面白そうだなと思ったら、宇都宮さん引いちゃって、そりゃあかんわ。


なんかこう、上手いこと、きちんと筋の通った野党として、活動してもらうわけにはいきませんかねえ。数だけ合わせようとしても仕方ないと思うんですよね。