「自習室」が嫌いだった

高校時代の図書室、図書館、浪人時代の自習室、その他にマクドナルド、スタバ、ドトール……そういった場所で勉強するのが好きじゃありませんでした。もちろん今も好きじゃありません。勉強は自分の部屋で自分1人で集中してやりたい。わざわざ周りに人がいるところへ出て行って、これ見よがしに勉強するようなのは本当に苦手です。むしろ聞きたい、あれ、なんのためにやってるんですか?

京都府立図書館なんかでもすごくたくさん見掛けるんですけど、特にこの時期、机を占拠しているのはどいつもこいつも高校生、大学生。別に図書館の資料を参考にするというわけでは無く、単純にエアコンが効いていて机があってお金が掛からないという理由で、自分の勉強道具を広げてなんかやってるんですけど、そんなんで本当に集中出来てるんですかね。

人によっては家庭が荒れてて家の中では勉強もままならないとか事情があるのかも知れませんけど、個人的な経験で言うと、公共の場で勉強したがるタイプの人間て基本的に「勉強してる自分を見てくれ」みたいな人が多いと思うんですよね。こんなところでも勉強している俺すげえ的な。図書館とか自分以外の誰かのために用意されている場所を占拠してまでしてるのがそれかよっていう。自分の部屋で集中出来ないヤツが公共の場所で集中出来るかよ。

同級生に誘われて2回くらい図書館で勉強したこともあるんですけど、まあね、みんな大して集中してないよね。同級生の女の子とか気になるしさ。女の子に会えるのは嬉しいんだけど、勉強する環境としてはほんとくだらないと思ってそれ以来行くのを止めました。そんなところでだらだら勉強するくらいなら、勉強は自分ちで集中してやることにして、みんなでボーリングにでも行った方が良い。夏休みなんだしさ。それくらい切り分けられない人はそもそも勉強に向いてないよ。

ティーンエイジャー特有の自己顕示欲といってしまえばそうなのかも知れないけど、まあ、君の君以外には全く必要ないその行動で迷惑を被ってる人がいることを考えて、夏休みの課題くらい自分の家でやりなよ、と思っている僕です。図書館で参考書広げて勉強してるヤツとか、バカじゃないの。