「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2013年6月データを掲載)

内閣支持率のグラフを更新しました。

使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所






前月比-3%、発足時比-2%と微減ですが、全体としては依然として高い数字を保っています。一般的に新内閣の「ハネムーン」期間は発足後100日間と言われているので、発足後半年経った現時点でのこの数字は日本では胸囲的です。もちろん安倍内閣で未来が明るくなったわけではまだなく、問題は山積していて、対策を発表して結果待ちであったり(金融政策など)、対策を発表したものの実現まではまだハードルが多かったり(経済政策など)、一触即発な部分を含み非常にデリケートな状態だったり(外交など)、今後どうなっていくかは不透明ではあります。

前月も書きましたが、小泉内閣の支持率急落は田中真紀子外相(当時)の更迭問題でしたし、1つの大きな失敗をトリガーに支持率急落と言ったこともあるのかも知れません。ただ短期的に今夏の参議院選挙までの状況として考えれば、「安定している」と言って良いのかなと思います。選挙と高い支持率のセットがあれば、我の強い政治家も党の方針に従ってくれるわけで、安定しているうちに各種改革を進めてくれれば。

時間はあるようでないと思うので、安倍さんには頑張ってもらいたいところです。



政党支持率



日本維新の会の支持率が下げ止まらず。読売新聞の調査では「支持率5%」となっていましたが、NHKの調査では「支持率1.5%」とかなりの大笑い状態です。自民党、民主党、公明党、共産党につぐ5位タイ。そりゃトップがあんなごたごたばっかりやってたらなあ。支持してた人も嫌気さすんじゃないかなー。発言が正しいかどうかという問題ではなくて、発言含めた対応全体の印象ね。新進気鋭と期待された政党が自壊していく様は、まあこれまで何度も繰り返されたこととは言え、とてももの悲しいものがありますね。

日本維新の会以外では、自民党がじんわり下げる(といっても母数が大きいので誤差みたいなもんだけど)一方で、公明党が支持を伸ばし、民主党もじんわり伸ばすといった展開。参議院選挙はもう始まっている(投開票は7/21)ということなんでしょうかねえ。さてはてどうなるのやら。