炭酸水について誤解していたこと

日本ではあんまりメジャーではありませんが、
ヨーロッパで「ミネラルウォーター」というと炭酸水のことをさすことが多くあるようです。
日本でも、輸入雑貨店などで手に入れることができます。
(夏になるとコンビニで売られることも)

個人的にもの凄く好き、というほどではないのですが、
時々妙に飲みたくなることがあり、買ってしまいます。
ガス入りではない、いわゆるミネラルウォーターに比べると味わいがあって美味しいです。



んで。


恥ずかしながら最近までずっと誤解していたことなんですけれども。

炭酸水って、炭酸入りで湧いてくるわけじゃなかったんですね…
Wikipediaによると確かに天然の炭酸水というのもあるけれども、
圧縮した二酸化炭素をあとで加えるというのが一般的なようです。


以下、引用します。

自然の炭酸水は湧き水や温泉にも見られ、ブルガリアのロドピ山脈の Mihalkovo、マケドニア共和国の Medzitlija などがある。

(中略)

1769年、イングランド人ジョゼフ・プリーストリーは、イングランドのリーズにある醸造所で、ビールの大桶の上に水の入ったボウルをつるしておくと水に二酸化炭素が溶け込むことを発見し、炭酸水を発明した[1]。ビールの発酵槽を覆っている空気は ‘fixed air’ と呼ばれ、そこにネズミを吊るしておくと死ぬことが知られていた。プリーストリーはそのようして出来た水が美味しいことに気づき、冷たく爽やかな飲み物として友人らにそれを提供した。

(中略)

現在では炭酸水は炭酸ガスを加圧して作られる。この方法は可溶性を増加させる、つまり、自然界より多くのCO2を水の中に溶解させる。そしてボトルを開けるなどにより、圧力は少なくなり、ガスは特徴的な泡を作り、溶解が解かれる。
 



まぁ、「天然て…それじゃお前、詰めるまでに抜けるだろ」っていう話なんですが。

僕はもうヨーロッパの山々では炭酸水がどんどん沸いていて、
それをペットボトルや瓶に詰めて売ってるもんだとてっきり…


知らない事っていっぱいあるなぁ。