その節電で浮いた電気代はどこに行ってるんですか?

今日、野暮用でバタバタと移動しているときこんなものを見かけまして、
大人げなく血圧が上がっちゃいました。


文字起こしすすると、こんな言葉が書いてあります。

ムダな電気を使わない。
それがいちばん身近な今、出来ること。

電気と一緒に心が届く。

節電にご協力ください。

2011 東日本大震災


東北電力管内、東京電力管内だって言うんだったら解るんですよ。確かにそれは凄く大事です。

でも、ここは京都府京都市です。

東京電力管内だったら、心だけじゃなくて実質的に何かが届くでしょう。
でも、ここからだと仮に届いたとしても心だけです。
いや、それすら届かないか。僕が心の中でそっと思う「頑張れ…」で誰かが救われたりしない。
そう思いながら何かアクションを起こすから誰かが救われるんですよね。


正直ね、もういい加減にしたらいいと思うのですよ。

近所のコンビニ、スーパーでも「これ幸い」とばかりに節電とか言ってる店あるんですけど、
ローソンD
  • 屋外のタバコ自販機停止
  • 飲料コーナーのライトオフ
  • 看板のライトオフ
ファミリーマートO
  • 飲料コーナーのライトオフ
  • 看板のライトオフ
グルメシティK
  • 一部売り場のライトオフ
(参考)セブンイレブンA
  • 特になし
それただの経費削減でしょ?ボランティアでもなければ、節電協力でもなんでもないです。
別に電気消したところで誰の得にもなってないじゃん。言っちゃうけど。
上のポスターをこれ見よがしに掲載していた店もそうだと思うけどさ、何も考えてないじゃん。

何かしたいんだったら、それで浮いた電気代を全額寄付するくらいのことをしなさいよ。
ある日ファミリーマートに行ったら、
当店舗の前年同月の電気代との差額、36,253円を日本赤十字社を通して被災地に寄付いたしました
とか書いてあれば、なるほど節電は必要だね、と思いますよ。
でもそういうわけじゃないでしょ。

Q: その節電で浮いた電気代はどこに行ってるんですか?
A: オーナーのお財布に入っています。

いやね、経費削減は別に良いんですよ。自由にやったらいい。
震災以降消費縮小で経営が厳しいところもあるかも知れない。
でもそれに、「これ震災のためなんですよ」なんていうのを乗せんなっつーの。

なに?君ら、羞恥心とかないの?


多分、こういうの日本全国で展開されてると思うんだけどさ、もっとおかしいって言った方が良いよ。
だってさ、震災をネタに金儲けてるんだぜ?おかしいだろ、そんなの。


こんなの絶対おかしいよ。