「食べかけてて」という言葉のニュアンスの違いが分かってすっきりした話

同居している彼女(滋賀県出身)はよく、「~しかけててー」という言葉を使います。

例えば、
ちょっとこれだけやっちゃうしご飯食べかけててー
とか。


別に言い回しが方言とかいうわけではないんですけど、なんとなくの違和感をずっと感じてて、
この場面で「食べかけてて」はおかしいんじゃないかというようなことを言っていたんですけど、今日分かった!
滋賀県なのか、関西なのかわかんないけど、どうやら「~しかける」という言葉の示す「時間軸」がずれてるから、
違和感を感じるんだ!



「食べかける」を例にとって図にするとこんな感じ。


つまり、僕の「食べかける」にはそんなに「食べる」が含まれてない。
まだきちんとした形では食べないけど、なんとなく食べる準備を始めつつ遅くなるようなら食べ始めるのもありかな、
くらいの感じ。でも彼女の方はそうじゃなく「食べ始めてて」と同義で、もう食べ始めてて良いよ、という意味。

うーん、このニュアンス僕には良くわかんない。「~しかけてて」といわれると、まだ本気ではそれをしなくて良いけど
じわーっとそれをし始めてても良いよ、みたいな感じ。だから「行きかけてて」だったらゆっくり歩き始めるし、
「食べかけてて」だったらちょっとつまむくらいだし、「騒ぎ始めてて」だったらテキーラ注文するくらいだし、
「太りかけてて」だったらマヨネーズ買いにスーパー行くくらいだし、「爆発しかけてて」だったら
導火線に火を付けるタイミングを探る、くらいの。


どうなのかなーこのニュアンスの違いが、単純に個人的な感覚の違いなのか、東西の文化的な違いなのか、
凄い興味ある。ちょっと、聞き込み調査してみようかな。
「自分はこうだよ」ってありましたら、@nobodyplaceまで投げてくださいませ。

どうなんだろー