高校の時の教師って何であんなに自信満々だったんだろう

一般的な「高校教師」の話というよりは、僕の恩師である特定の教師たちの話なのだけども。


高校のとき、受験というゲームのテクニックを上手く教えて生徒の点を伸ばすことで胸を張っていた教師がいたのだけど、社会に出て働いてから振り返ってみると、社会人としても教師としてもそのことは別に大して凄いことじゃないわけで(一部の極端な進学校を除いて、教師にそこまで望んでない)、対生徒としては「生徒にものを教え導いていくためには堂々としていなければならない」のだったとしても、あれは本当に職業人として自信を持っていた上での態度だったのかなぁと少し疑問に感じた。

僕はその英語教師をあまり好きではなかったのでちょっと意地悪なことを書くけど、もし仮に言動通りに「俺SUGEEEE」とか思ってあの態度でいたんだとしたらなんつーかもの凄い痛い。進学校の高校生がある時期以降勉強にひたすら集中せざるを得ないことを考えると、「もっと他に教えることあるだろ」という言葉は非現実的だしそんなことは絶対に言わないけども、だからといって塾の講義や自宅の勉強でも出来るような件について高校の教師が授業していて、それが俺の仕事だと言っちゃうのは何かなー当時も違和感持ってたけど、自分で自分の仕事を持った今だと余計に違和感感じる。もし本当にそれだけだったんだとしたら、申し訳ないけど尊敬できねーよっていう。まぁ、担任じゃなかったから授業のことしか知らんけどね。


てか…考えてて思ったけど、教師って大変だな(苦笑)


自分とえらく年の離れた子ども相手に、根拠があろうが無かろうがある程度自信を持って接しなくてはいけなくて(教育学部附属で教習生をたくさん見てきたからよく解ってる)、意識的にせよ無意識的にせよ年下の子どもにたいして余裕をもって接する(ある程度下に見る)けどそれに疑問持ったら負けで、「受験なんかどうでも良いじゃないか」なんて口が裂けても言えなくて、でもって毎年メンツが入れ替わる。


先生方、いつもお疲れさまです。
ありがとうございます。