ものを捨てる喜び。



昨日の夜、同居人のカードで二重支払いがあったことがわかり、色々考えた結果、先日代金引換で届いた商品の支払いにクレジットカードを使った際、ヤマト運輸の兄ちゃんが新人で勝手がわからず営業所に電話しながら5回くらい失敗した挙げ句に決済できなくて現金で支払う(酷い話だ)という出来事があったそうで、じゃあそれだと言うことになったのだけど「受け取りは?」「捨てた」「何で捨ててんの(苦笑)」っていうやりとりがありまして、何でもかんでも捨てるもんじゃないねと言う話に。


同居人…というか彼女なんですが、彼女と僕とではものを捨てるに当たっての性格が真反対で、要らなくなったもの、服、書類、はどんどん捨てていくのが彼女。ホントのホントに要らなくなるまで出来る限り捨てずに持っていたいと思うのが僕。大概の場合において人としてダメなのは僕の方で、僕の方が0.5畳ほど部屋が広いはずなのにすっきり見事に片付いてるのは彼女の方。女の子の方が服とか化粧品とか持ち物は多いはずなのに。うーん。素直に凄い。


ただ同時に前述したように、「残す」方に比重が偏っている僕とは逆に「捨てる」方に比重が偏ってるもんだから、領収書やレシート(医療費などは除く)、電子メール、ハガキその他もかなりガンガン捨てていくようで、感傷的な僕からすると何というか悲鳴を上げたくなるような。考え方の違いですなぁ…SPAM以外の電子メールとか捨てたこと無いもんなぁ…

さすがに不思議に思えてきて「なんでそんなに捨てるの?」って聞いたら、「捨てるのが気持ちいいから」との回答。「イライラしてるときにもう着ない服とか捨てるかどうか迷ってた服とかをまとめて捨てるとすっきりする」あー。確かに。「捨てない派」(というか「捨てられない派」なんだけども)の僕も、年に何回かは色んなものをまとめて捨てることがあって、確かに快感。「またものを入れる場所が出来た」という感覚がないこともないけれども(苦笑)、それよりもまぁ「何か切りをつけた」というかそんな感じ。前向きになるよなー

明日に向かって捨てろ!!明日に向かって捨てろ!!
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というようなことを、今日の午前中ずっとやっていた作業しながら思ってました。

先月末で退職したスタッフに貸与されていたPCが返却されて、かなり良いPCだったんで他のスタッフに回すことになり、その前にPC内を一度チェックするっていうんで色々見てたんだけどまぁなんというか無駄なソフト入れすぎ。ノートPCにGoogleEarthとか、Googleデスクトップとかかなり死ねると思うんだけど、そしてそのせいで処理が重くなってたんだと思うんだけど、そういうのをあんまり考えないスタッフだったようで片っ端から削除。気持ちいい。残ってた音楽ファイルや動画ファイルや作業ファイルやそんなのも片っ端から削除。仮にそれが大事なデータでも誰も困らないから、気兼ねなくガンガン捨てられる。快感。

で、FirefoxとThunderbirdはPortable版を入れて、Windows UpdateとAdobe Updateをキメて、メールデータとブラウザデータを移行して後は使用するスタッフにお任せ。


下手にすると取り返し付かなくなるから素人にはお勧めできないけど、PCの中身もたまには大掃除しないとねぇ。PC内の片付き加減は結構自信あるんだけどな。PC内と外とでは性格も違うってことなのかしら。それともものとデータの執着の違いかしら。データは存在が軽いとか。うーん。