初音ミク、発売1周年 – 誕生祭開催中。

今日、8/31はVOCALOID「初音ミク」が発売1周年という事で。
ニコニコ動画では誕生祭って感じ。

特に、誕生日に間に合ったこれはかなりの破壊力がw


全てVOCALOIDに歌わせてる上に、
VOCALOIDシリーズ(MEIKO、KAITO、初音ミク、鏡音リン・レン)総出演、
背景画も曲に合わせてきっちり作り込まれた力の入りよう。

そりゃ4ヶ月掛かるわw

GJ。


それにしても…そうかーまだ1年しか経ってないのか。


なんかこの1年の間にえらい大量の楽曲を聴いてきた気がするなぁ。
それもトランスからロックからジャズからありとあらゆるジャンルの。

曲によっては、ただ消費しただけのものもあれば、
比較的VOCALOID好きな僕が聴いてもこの調教どうよってのもあったし、
VOCALOIDに歌わせなくても良いんじゃないの(曲が十分素晴らしい)とか、
全てが全て良い音楽だとは言えないけど、
それでも、かなりたくさんの曲が残ってるんだよね。記憶の中に。

これが、既存のアーティストがとかならまぁわかるけど、
なんにもなかったところに初音ミクが発生して、
それによって刺激された人たちが自分のオリジナルの曲を書き始めたってのは、
もの凄いことだと思う。


あ、VOCALOIDだけじゃなく、音楽全般かな。
演奏してみたとか歌ってみたとかも合わせれば。



だから僕は、ニコニコ動画そのものの価値とか言うよりも。

これをきっかけにしていろんな事を始めちゃったり、表舞台に出てきたりした人がいて。
結局、サービスとかソフトウェアだけではなくて人間がいないとダメで、
でもって、僕が思ってた以上に世の中面白い人がいっぱいいるっていうね。

Re:packageがオリコンデイリー2位になってるとかw
全楽器を自分で弾いちゃう奴がいるとかw
アイリッシュな演奏してみたとか。
何でもない曲をジャズアレンジにしちゃうとか。

そういうことに僕は凄く感銘を受けてて。
殆ど衝撃と言っても良いかも。



そういうことの要素の1つが初音ミクで、
それがちょうど1年前に始まったかと思うと、凄く感慨深い。

初音ミクから卒業する人や、
それとは違うワークも充実させていく人もいる中で、
なんだか退屈な日本の音楽が変わっていくといいな、と。