僕にとってのはてブには、忘れるためという側面も。

何となく思ってたことではあるんだけど、書こうかと思ったきっかけはこの辺。

自分で更新すると更新作業のときにそのネタを見てしまうので自分自身はサイトを見てもあまり楽しくない
 

え、それがどう繋がるの、とか言う感じだけど。


このサイトでは、僕がブックマークした一覧を、一日一回掲載しています。
更新のタイミングは毎朝6時。
そこで集計して、前日ブックマークされた記事が、エントリとしてまとめられています。


なぜ、そんなことをしているのか?と言えば、
1つは、こんなサイトあったよーとお知らせするエントリ。
自分以外の、はてなブックマークを利用していなくて、
かつ、僕のブクマをRSSで購読していないような、そんな人を対象にした感じ。

では自分にとってのメリットは?と言えば、
自分が何をブックマークしていたか見返せるというメリットだと思いますが、
実際の話、このエントリを自分で見ることはまずありません。

なぜって、それは、id:phaさんが書かれていることそのまんまで、
僕はそのエントリの内容、前日に自分で見てるからね。
自分で見て面白いと思ったからブックマークしたんだけど、
ブックマークした時点で、その対象の面白さについては、もう味わっちゃってるから、
まとめエントリを自分で見返したところで面白いわけでもない。


そういう意味で言うと、僕にとって、このエントリの存在意義、
ひいては、ブックマークすることの意味って何なんだろう…と考えると、
素直に、後で見返せるようにとか、便利に使うためにとか、
そういうことにはならないっぽ。


むしろ…


何か気になるエントリやサイトがあったとして、
将来それに対する感想をエントリに起こしたり、
必要になったときに利用できるようにしたり、
なにがしか感想を書いておきたいと思ったときに、ブックマークする。

要は、『備忘録』と言うことなのだけど、
備忘録ってのは、本人がしっかりと覚えてる限りは必要のないもので、
本人が忘れたときに初めて役に立つものだよね。

目の前のこのエントリは確かに面白いけれども、
こればかりを意識の中に置いておくわけにはいかないから、
ブックマークして備忘録に登録し、とりあえず今は忘れる、
そんな作用が自分の意識の中で動いているような気がしてならない。
ぶっちゃけ、覚えきれないしね。


そんなせいなのかどうかわかんないけど、
自分がブックマークしたサイトを、はてブの自分のページや、
まとめエントリから振り返ると、逆に新鮮だったりする(笑)

いや、それ最初の『面白くない』と矛盾してるじゃないか、と思われるだろうけど、
そうじゃなくて、その『新鮮』と『面白』のタイミングのバランスが微妙なのよ。
エントリの印象度合いによっても違うだろうし。
1年前とか、ちょうど自分が忘れてるようなときに、
ほいっと目の前に差し出されると、そりゃ自分で選んだエントリ群なわけだから、
おお、そういやあったなーこんなの…おー今見ても面白い、…とかなるわけさー。



というわけで、僕がブックマークしたエントリは、
何か1エントリ起こしたりしてない限り、
ブックマークした端から忘れていきますので、