ソフトバンクモバイルの新料金について【まとめじゃない】

ボーダフォンからソフトバンクモバイルに変わったと同時に、
僕自身も、ボーダフォンユーザから、ソフトバンクユーザに変わったわけで。
MNPも始まったことだし、
ソフトバンクは【予想外】というキーワードを元に、
数多くの“サービス”的な何かを発表してるし、
自分のためにも、この辺で料金とその条件についてまとめておこう、
そう思った。


が…しかし、しかしだ。


まとまらんのである(苦笑)


1つには、ソフトバンクモバイルのサイトが、あまりにお粗末すぎると言うことがある。

今、ソフトバンクモバイルのサイトを覗いてみると、
料金プランは、『ゴールド』『オレンジ』『ブルー』しか説明がない。
マイボーダフォン…じゃなかった、マイソフトバンクにログインして、
契約内容の照会→料金プランと見ていけば、
旧料金プランも見ることが出来るけど、逆に言えばそれ以外に手段がない。
『旧料金プラン』というページは存在していないのだ。

これはつまり、新しく契約する人は、
新しい料金プランの内のどれかで契約してくださいね、
ということなんだろう。
(ゴールドは3Gのみ)


んでもって、そのオレンジやらブルーやらだけど、
売りは、オレンジの方がauマイナス200円、ブルーの方がDoCoMoマイナス200円。
無料通話の繰り越しやら、家族割りやら、もうあらゆることが、
競合2社のサービスのまんま。
でもさー、これ、乗り換えようって言う人なら分かるかもしれんけど、
既存ユーザには何のことだかさっぱり分からんぞ。
名称もあっちこっちしちゃってさぁ。
そういうことは、MNP専用のページでも作って、そこでやれ、と。
既存ユーザ向けのサービスは、きちんとページを割いてやってくれないと困るぞ、と。

そういうわけで、まとめようにも、訳がわからなくてまとめようがない。

今までのサービスが、ソフトバンクモバイルになってどうなるのか、ってところ、
で、もしプランやサービスを変えるならどうやったら得になるのか、
それに付帯してくる『条件』はなんなのか、が、
既存のユーザの知りたいところなのに、

…まったくわからん。
ユーザを馬鹿にしてるのか?と思うよね。実際。


まだ、ショップには行ってないけど、これ、
店頭のスタッフも大変だと思うよ。随分と。
だってさー単純に、サービスが3倍に増えたんだよ。
auの分とDoCoMoの分と。
加えて、付帯条件がやたらと多い、Sボーナス。

ソフトバンクの中でこの契約条項全部分かってるヤツがいるんなら、ちょっと出てこい、
出てきて説明してみろ、と言いたいくらいだ。


友人がブログの中で、
ソフトバンクの戦略の効果の高さに衝撃を受けてたのだけど、

でもさー、広告なら当たり前だと思うけどね、
結果が出て初めて広告戦略が当たったと言えるんだと思うのね。
『注目を集める』というのは、広告活動としては1つの到達地点ではあるけれども、
全体としてはゴールなんかではなく、橋頭堡でしかない。
結果を出すためには、注目を集めた上で、その上で何かを展開しなくちゃいけない。

注目を集めた上で、寒いことを発表すると、余計にマイナスはでかい。
要は、ハイリスク・ハイリターンな戦略ってことなのだ。
工夫については認めるけれども、
だから、広報部(および広告代理店)の戦略としては目を見張るモノがあるけど、
現在の、blogosphereやら、ネット界隈を見た感じでは、
ソフトバンクとしての、広告戦略は大失敗だ。
安くなるらしいんだけど、なんだかスゲーうさんくさい、
ていうか、安く見せといて、がっつり持ってかれるんじゃね?
そういう雰囲気を払拭できてない。


…まぁ、携帯会社の契約条件なんて、そんなもんだけどな…
DoCoMoの中村社長が、記者会見開いてブチ切れてたけど、
NTTドコモの中村維夫社長は10月27日に行った2007年3月期中間決算発表の席上で、ソフトバンクの新料金体系やその宣伝方法などに苦言を呈した。
いや、お前が言うな、と。
各種サービス(特に割り引き系)の注釈の多さ、
DoCoMoで言えば『ご注意事項』の長さをどう釈明するんだと言うね。

まぁ、中村社長の切れ具合は、
ソフトバンクユーザとしての僕の切れ具合と同じ方向性なんで、
それ自体は批判しないけど。



とにかく、ソフトバンクユーザで居続けるために、
何をしたらいいのか、が全く分からない。
DoCoMoとauのサイトを見れば、付帯条項はともかくとして、
自分がいくら払えばどんなサービスを受けられるのか?と言うことが非常に分かりやすい。


あーMNP始まるまでは、
『いやっていうか、別に携帯変えること無いでしょ』
と思ってたけど、発表聞いたり、色々調べたりしてるうちに、
なんだかうんざりしてきた。

僕個人に関して言えば、一連の創意工夫は、
自らのネガティブキャンペーンにしかなってない感じ。
広告としては、そこ(=結果までたどり着くということ)含めて広告だよな。



…auに機種変更しようかな。


通話料/メール送受信料を考えて、似たようなプランを選ぶと、
『MY割』適用で月額基本料3,133円。
ダブル定額ライトの1,050円足しても、明らかに今より安くなる。

ソフトバンクの『オレンジプラン(W)』も同じような感じで、
『MY割』に対応した『自分割引』ってのがあるし、
3Gの方なら『パケット定額ライト』ってのがあるんで同じだけど、
そういうことじゃないんだよなー


と言うわけで、見れば見るほど萎えてきたので、
真剣に移籍を考えようと思います。
とはいえ、『ハッピーボーナス』の縛りがあるんで、今すぐというわけにはいかないけど。
(指定月以外での契約解除は10,500円掛かる)


仮に、明日変更したとすると、かかる費用は、

・ソフトバンク契約解除費用 … 10,500円
・au新規契約 … 5,000~10,000円

まぁ、普通に機種変更しても、15,000円くらいは掛かるんだから、
あんまり変わらんってことになるよな。


年内メドくらいで検討しよう。
もしその検討で、ソフトバンク継続ってことなら、
ハッピーボーナス検討時期の再来年3月まで保留。
で、そのときの状況次第。


ソフトバンクさん、あんまりがっかりさせ過ぎんといて。
マジで。


KDDI au: さあ、auへ – 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)サイト –