新ドメイン、次々と。

このサイトのドメインは、nobodyplace.com。
たまたまサイト名のドメインが空いていたのと、
『.com』『.net』『.org』などが、¥808/1年と非常にお手頃だったのとで、
この組み合わせに。
その他の所有ドメインも、それぞれ似たような意図で取得してます。

昔は、取得出来るドメインと言えば、上の3つか、
各国ドメイン(『.tv』とか、『.co.jp』とか、『.co.uk』とか)だったのだけど、
最近は、用途に合わせて選ぶような、さまざまな種類のドメインが増えてきました。
また、オリンピックが、必ず『国と地域』と参加団体数に付けるように、
国名だけではなくて、地域で設定できるドメインなども。

最近の新ドメイン関係のニュースをITMediaで探してみると…


ITmediaニュース:新ドメイン「.asia」実現へ第一歩
ICANNはカナダで開いた国際会議で、新トップレベルドメイン「.asia」の提案について交渉に入ることを承認した。

ITmediaニュース:ICANN、1文字のWebアドレスの開放を検討
「a.com」「b.org」「c.net」などのアドレスが取れるようになるかもしれない。ICANNが1文字ドメイン名を開放するかどうか検討中だ。

ITmediaニュース:新ドメイン.travelの登録受け付け開始
旅行関連業者向け新ドメイン.travelの受け付けが始まった。来年1月以降は業者の認定とドメイン登録が同時にできるようになる。

ITmediaニュース:新ドメイン「.cat」承認、「.xxx」は決定先送り
ICANNは、カタロニア民族のためのドメイン「.cat」を承認した。セックス関連ドメイン「.xxx」については承認が難航している。

ITmediaニュース:新ドメイン「.tel」、2006年にも登場へ
電話番号やメールアドレスなどを参照するサイト用ドメイン「.tel」がICANNに承認された。(IDG)

ITmediaニュース:「.eu」ドメイン、来年初頭に登場へ
3月にICANNの承認を受けたドメイン名「.eu」の登録受け付けが年内に開始される。EU各国の既存ドメインを補完する存在となる。

ITmediaニュース:ICANN、新ドメイン「.jobs」「.travel」を正式認定
ICANNのスポンサー付きトップレベルドメインに申請されている「.mobi」「.jobs」が、次の段階へ進められた。

とまぁ…
2005年に限ってピックアップしてみても、随分な数になる。
まとめてみると、

承認済み
.travel(旅行関係業界向け)
.eu(欧州連合各国向け)
.cat(カタロニア語向け)
.jobs

交渉中
.tel(企業や個人の連絡先情報保存) → 年内承認予定
.asia(アジア全域/アジア太平洋向け)
.mail(メールサービス向け)
.mobi(携帯機器向け)
.post(郵便サービス向け)
.xxx(セックス関連)

また、あんまり一般的ではないけれども、2000年にも7ドメインが承認を受けている。
(僕も、『.info』のドメインを一つ取得している)

aero(航空業界向け)
biz(ビジネス向け)
coop(協同組合向け)
info(一般向け)
museum(美術館/博物館向け)
name(個人向け)
pro(専門家向け)


しかし、ここまで多くなってくるとねぇ…なんか、ピンとこなくなっちゃう気がする。
『イッペイ美術館』というのがあったとき、
『ippei.museum』よりも、『ippeimuseum.com』のほうがわかりやすいと思うのは僕だけだろうか。
それとも時代が移って、みんなが慣れれば、違和感なくなるのかな。


で、まぁ、用途の承認を何処がどのように行ってるのかはよくわからないのだけれども、
きっと、うやむやになるんだろうなぁ、と思う。
っていうか、ダジャレの世界だしなぁ。ドメインて。
http://toko.name/(常滑)とか(苦笑)
steve.jobsとか(Appleがフライング並みの速さで取得しそうだが)

『.cat』は、間違いなく、
カタルーニャの人たちより、ネコ愛好家の方が多く申請するだろうし。
『love.cat』とかのドメインを登録して、サブドメイン設定して、
http://we.love.catとか、もう…いかにもやりそうだし。
ていうか、高値で取引されそうだし。
でもそれは、新しいからではなくて、わかりやすいからだよねぇ。

もし、覚えきれないほど、ドメインが増えていってしまったら、
広告的には逆効果だなぁ。
ビジネスでも、プライベートでも、
何かを始めるときや、アイディアの補佐として、ドメインを考えることもあるんだけれども、
なかなかね、人が使っていなくてなおかつピンと来る、ってないよね。


あー話がだんだんずれていってしまった。

ドメイン多すぎ!っていうのも書きたかったことではあるんだけど、
本当はそれが目的だったんじゃなくて、
『.asia』って格好いいなぁ、
例えばアジア向けの通販を強化するとかに使えないかなぁ、
そんなことを考えたのでした。
まぁ、認知度があがんないとね、意味無いけど。

全く使われないドメインなんかも増えてくるんだろうなぁ。
もちろん、ドメイン部分の申請が凄く楽になって、
もう思いつく限りの名詞がドメインになってたら、
ドメインに対する認識そのものが変化する、
つまり、TLDを含めたドメイン全体で、物を表すようになるんだろうけれどもね。
(例えば…蕎麦屋始めよう、ドメインはippei.sobaだな、とか)

今後の流れはどうなっていくのかな。


参考リンク