アキバ?

よくよく考えると、秋葉原に行ったことないな。
名前は良く聞くんだけど。
(あぁ、一回自転車ではじっこを通ったことはある)

昔は、何となく秋葉原=電気街=ゲーム屋がたくさんある(多分)
くらいの、小学生的発想だったんだけど、
最近の『アキバ』っていうと、なんだかその辺りのあらゆるマニア御用達、という風で、
それはつまり、アニメやら、エロゲやら、そのへんなんだけど、
そういう趣味が全くない僕にとってみると、
『違う世界』という印象そのもの。
東京の人にはわからんかもしれないけど、関西在住なんてそんなもんです。

で、こんなblogを見てみると、ですね。
またその印象とも少し違った、なんだか不思議な感じが垣間見えるわけです。

アキバBlog(秋葉原ブログ)


PC部品、携帯など電気製品から、
アニメ、エロゲ、フィギュアなどの総合情報サイト、であることは疑う余地もないんだが、
たとえば、最近はここを中心にして活動するバンド、アイドルも多く、
(そういえばこの間、銭金でやってた貧乏アイドルもそうだった)
歩行者天国を利用する、そういった人々の活動レポートも乗っていてなかなか面白い。

まぁ、マーケティング的に見て、
ここから活動を広げて支持を得て、メジャーになって行こうという方針なんだろうけど、
(そりゃまぁ、その道のプロが集まってるわけだからここでの成功は大きいですけどね)
いや、しかしなんだ、面白いぞ。この構図。
ここにいる人々は、自分たちの持つ、集団としてのビジネス的価値には気付いてないわけですよ。
自分の好きなモノを売っている店がたくさんあって、
趣味を理解してくれる人がいて、それで集ってるわけで。
そういえば最近多いなー程度なんでしょうかねぇ…

考えてみれば、路上ライブ、というもの自体が、
聴いてくれる集団のいるところへ出張していきますよ、ということなので、
ライブやユニットの方向性としては、これも正しいわけですね。
箱でやるイベントは、そこへ来てください、ということなので、
路上ライブとは根本的に発想が違う(べきな)んだろうなぁ。
そういう意味では、客層が絞れるこの街はうってつけではある。


こういう事はきっと、秋葉原のあちこちにあるんだろうね。
東京に行くと、人の多さもさりながら、とにかく五月蠅いことに辟易してしまう。
街の人たちは、路上で主張しあう看板や、がなり立てる大型ビジョンに慣れてるんだけど
外部の人間には、そういう当たり前のことですら、奇異に思えて仕方がない。

秋葉原って、きっと面白いと思うなぁ。
ツッコミどころ満載でしょうなぁ。
ネタとして、一回取材に行きたいよ。
(出来ることなら何人かで)