国旗・国歌。

こういうナショナリズムな話題、特に『日本国』が言ってることと、
日本国民が思ってることとに差があるときは
ネットでもかなりの反応がある。

詳しくはば○こう○ちの納得いかないコーナー/Nioluz
参照していただきたいが、
やはり多くの意見は中道というか、
大事だけど強制っておかしいっしょ、という意見。
僕もそう考えるし、ほぼ国民の総意と言っても良いような。
(そしてあまりに総意な意見はまず主張されないのである)

そういう国民の意をくんでない、という国会議員の反応が分かるのが
例えば昨日の、自民党久間総務会長の発言。

天皇陛下が国旗・国歌について「強制でないのが望ましい」と発言されたことについて、「非常にごく当たり前のことで、自然と強制でなく、みんなが国旗を掲揚し、国歌を歌うことが望ましいと言われたのだろう。そういう雰囲気が出来上がるのが一番いい」と述べた。
だからわかってねぇな…
自然と歌うように国が強制してるんじゃないか。
『歌え』と言わずに『歌うように』と言うことで、自然だ、と主張するんであれば
そんな人らに教育方針を決めて欲しくない。
素直な日本語を放棄した、迂回路だらけの日本語を学んじまう。
古い人の方が、右傾向が強いから、考え方自体わからないわけじゃないけどね…
もうね、圧倒的な前提の差が、
若者と、国会議員のじじいとの間にあるのだよね。

式で絶対流せ!とか言わなくったって、
サッカー代表戦で流れる君が代に、多くの国民は胸を熱くしてると思うよ。
きちんと説明する機会が無くて、天皇陛下もかわいそうだよ。
じっくり話し合ったら、面白い人だろうなぁ。
ロングインタビューとか、読みたいよ。SIGHT辺りで。