【お仕事近況】2021年10月(後編)

1月から12月までの毎月のタイトル文字
緊急事態宣言が解除され酒類が提供可能になったやったーと言ったところの2021年10月です。書いてみたら長くなっちゃったんで前後編に分けました。後編は飲食のお仕事(前編:Webエンジニアの仕事編)。






飲食店のお仕事

緊急事態宣言解除になるところですが、辞めました。

この記事の初稿を書いた段階では「辞める予定」だったんですけど、いろいろやりとりがありまして9月までで辞めました。喧嘩しないでおこうと思ってたんですけどねー。最後は微妙な空気になっちゃいました。やれやれ、上手くいかねーな。


辞めた理由は「陰湿な職場環境」

何度か書いてることではあるんですけど、根本的に何が一番合わなかったか?というと「陰湿な職場環境」です。スタッフの人間性が極端に陰湿かというとそういうことではなく1人1人は割と「良い人」たちなので、なんであんなに陰湿になるのか不思議なんですが、きっとこれがイジメの構図なんでしょう。いじめに参加している同級生全員が悪人かというとそういうわけではなく、むしろ普通の人たちが参加するからいじめられる方は余計傷付く。そして普通の人たちの方が自分がしていることに気付いていないという。

要因は色々あるのかも知れませんけど、そういうことに興味がなく頑張って仕事をしたいと思っている人間にとってはほんとに邪魔。末期だと思いました。

ダメな活動の例
  • 誰かに瑕疵があった場合、その人がいないところで散々悪口を言う
  • 上司ないしは同僚がその場でダメ出しをして改善を促すという行動はあまり見られない
  • 商売に関しても同じ、愚痴や文句は多数出るが現状をどう打開するかという話は出ない
  • 仮に出たとしても、やらない理由を探すことにエネルギーを使う
  • スタッフ間のやり方の違いがクオリティの差に結び付いてしまったとしても「人それぞれやり方がある」という理由ですり合わせをしない


見た目オシャレな感じの店なので、景気が戻ってきたり観光客が戻ってきたりしたら人気店になるでしょうし、様々なメディアで「素晴らしい店だ」みたいに紹介されることになるんだと思うんですけど、それはプランニングの勝利であって現場の話とは別の話です。


もうひとつの理由は「学ぶことなんかもうねー」

辞める理由のもうひとつは、店にあまりにやる気がないということですかね。


彼我の年齢関係なく、常に謙虚に学び続けなければならない


これは僕が飲食の仕事をするときに常に大事にしている絶対的な想いなんですが、今の店に関してはこの掟に100%忠実に動いて努力してみても学ぶところがほとんどないという店でした。新型コロナウイルスのせいで思うように売上が作れてないことは重々承知の上で、しかしそんな中でいつかコロナ禍が明ける日のために何をするかを考え準備をし今出来ることにフォーカスしながら頑張る。今飲食店のみなさんしている努力ってそういうことだと思うし、繰り返し訪れる緊急事態宣言、それが明けるたびに色んな人のそんな努力を「目撃」してきました。そんなことやるんだとか、工夫してるなあとか。キツいししんどいけどそれでも飲食を続ける意味ってそういうところじゃないですか。ねえ?


で、そういうのが全然なかったんですよね。言っても言っても響かないし。「そうは言うけど出来ない」「そんなこと出来るわけがない」「しても無駄」「上の方針と合ってないから無理」「仕込みが出来ない」「人が足りない」そんなリアクションしかない。いや、ほんとは出来ない理由なんか無いんですよ。やれば良いだけなので。例えば「「今日のカレーがどんなカレーなのか」を店先にわかりやすく掲示する」なんて5秒で出来る。でもやらない。これだけスパイスカレーが認知されどこもかしこもやってる時代に、内容で人引かなくてどうするの。「テイクアウト出来ます」掲示しない。テイクアウトの盛り付け面倒くさくて数増やしたくないから。容器はある。ランチのライスを120gしか付けなくて誰が考えてもボリュームがないのに「この店は男性は来ない店だから」とか言っちゃう。そりゃ来ねえよ。でも店の作りや雰囲気のせいじゃねえ、お前らの考え違いのせいだ!ご飯大盛り無料とか書けばそれだけで男性客は増えるよ。120g、200g、300gの中から選ばせるとかさ。カレーの原価めちゃくちゃ安いんだし出来る。でもしない。

で、大したことやってないくせに頑張ってる店に人が入ってることを「すごい」とか言う。そう思うんならなんでもやりなよ。苦しい今頑張ることが今後の認知に繋がるんだよ。言ってんじゃん。意識的・無意識的問わずここまでやる気のない店だとは、外からはわかりませんでした。入ってみないとわからないことってあるね。


ちなみに:僕よりあとに入った正社員も辞めるそうです

自称「飲食経験あり」なんだけど実際は動きが飲食業のそれになってなくて1人前になるまで遠いなあという感じの30代前半だったんですが、何があったんだか知らないけどその人が今月末までに辞めることになったそうです。あらら。

仕事が出来ないのは事実だから仕方のないことだけど、店として彼の扱い雑だったからなあ。彼のいないところでどれだけ彼を馬鹿にする発言を聞いたことか。仕事が遅い、手さばきがなってない、仕込みの材料を間違えた、まかないがマズい、酷い……などなど。始めのうちは「そういう人なんだ」と思って聞いてましたけど、さすがに3ヶ月も経つと聞く気もおきん。本人だってそういうの感じると思うしなあ。いやまあ、話聞いてみたらそういうのまったく関係なくて、個人的な都合で京都を離れなくちゃならなくなったとかそういうことかも知れないので断定は出来ませんけど。なんとなくね。


これから忙しくなるぞって言うところでキッチン2人辞めんの笑えないでしょうけど、うんまあ、ぶっちゃけお前らのせいだと思うよ。僕は。今の君たちって、僕が飲食店で出会った人たちの中では確実に半分より下の方の部類に入ってる。居酒屋の大学生バイトの方がまだ仕事や店のこと真面目に考えてたよ?まあ底辺っていうとほんとにアレな人たちなんでさすがにそこまでじゃないけど。もうちょっと頑張って生きなよ。主体性持ってやりたいこと考えてそれ実現出来るようにね。



まとめ

エンジニアの仕事が安定しているからこそではありますが、いろいろ起きたのを良い機会だと思ってずっとモヤったまま働いていた飲食店を辞めちゃいました。そんなに簡単に短期間で辞めて良いのかよという思いも無くはないですが、せいせいしたってのが正直なところです。飲食の仕事の今後についてですが、幸い調理師免許も取得出来て社食とか施設の給食とかの仕事も見つかりますし、なんとでもなります。ただ今慌てて探しても第6波が来てまた仕事無くなるとかなりかねないので、様子を見ながらなるべくちゃんとした店でバイト出来るようにしようかなと。年明けたら僕だって45歳ですからねえ……仕事あるかどうかわかんないけど。


というわけで飲食業はしばらくお休みですかね。自分でやってる間借りカフェ以外は。


エンジニアの仕事の方は今は全力で。数週間したらKさんがしている新プロジェクトの準備が整うでしょうし、そっちでゴリゴリコード書くことになるであろうと思っています。



毎月、自分でも飽きないぐらい色んなことが起きてますけど、今月も先月末から今月に掛けて色んなことが起きました。いやー人生飽きませんね。頑張って生きていきたいと思います。次はどんな店で働こうかなあ。