藤やんの自撮り野鳥観察動画が思ってた以上に面白かった【水曜どうでそうTV】

新型コロナウイルスによる外出自粛期間をどう過ごしましょうかという問題に際して、藤やんが思いついたのが「どうでしょうハウスで野鳥を観察してカメラに収めよう」でした。



藤やんが1人でカメラ回してぼやいてなんか面白いことになるんだべか、と思ってたんですけどこれが案外面白い。動画はかなりカットされて見やすくなっていて、たぶん何も喋らない時間がながーーーくあるんだろうなあと思いつつ、しかし野鳥を待ちながらおっさんがアウトドア料理をし、酒を飲み、ほんの少しだけぼやきつつ、時々鈴井さんも遊びにきつつ、クマゲラやヤマゲラやゴジュウカラをカメラに収めながら、結局設置した餌台には一匹も鳥が来ないという、果てしなくシュールな映像が3作合計約90分にわたる動画になっているわけですが、、

これがね、悪くない。ていうか、この赤平の自然の中で藤やんがどんどん緩んでいくそして最終日にはあろうことか寝坊までしてしまう、その感じがすごく良い。どうでしょうハウスのある、この鈴井さんの土地、カメラに映ってるのは人工物ばかりだけど、きっと自然の真ん中にこれしかないようなところで、札幌から藤村さんと一緒にやってきた様々な憑きものが徐々に剥がれていく、そんな感じがすごくいい。

当初は2、3日の滞在のつもりで赤平にやってきた藤村さんが、「野鳥が餌台にくるのを見るまで帰らない」と言い出し、準備を整えに一旦帰宅までしてしまう始末。決して洗練された男のキャンプという感じではないし、ひたすら爆笑が続くようなエンタメでもない、かといっておっさんがタメになる話をし続けるような動画でもないわけですが、この淡々とした森の生活が妙に良い。個人的には鈴井さんの「仕事」を横で黙ってただ撮って出して欲しいと思うぐらいなので、こういうのは好きだなあとしみじみ感じています。


Twitterを見る限りでは4/20から1週間また滞在されたそうで、またそちらの動画も順次アップされていくんでしょう。楽しみにしていたいと思います。



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