incidents

ふとした出来事で、心情が変化することがある。 出来事にも、心情にも責任はないのだけど、 本人ですら気が付かないタイミングで、何かが動くことは、良くある。 僕は思っているのだけど 全てを上手くやることはやっぱり無理だ。 それは、僕にとって『上手く』であって、極めて都合のいいもの… 人にとっても都合がいいかって言うと、それは別の問題。 愛情や、友情や、その他色々な、 微妙で曖昧で複雑な心情、 僕らにはそれを正確に把握することは出来ないし、 過去の、現在の、未来のそれを想像することすら出来ない…できるのは、 自分でいることだけ…かな。

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毎日新聞記者(1両目に乗車していた)の見る尼崎脱線事故。

尼崎脱線事故: 1両目にいた久田記者 事故前後を再現
107人が死亡した兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、大破した1両目車両に、毎日新聞大阪経済部の久田宏記者(30)が乗っていた。久田記者は25、26日と通院し、頭部や顔面打撲の後遺症の心配はほぼないと診断されたが、仕事にはまだ復帰していない。事故からまもなく1週間。ようやく断片的によみがえってきた記憶をもとに、事故発生前後を再現した。 >> 記事を読む
読んでいて、寒気を覚えるほどのレポート。 実際にそこにいた人が書く記事は、恐怖や憤りではなく、 まず、驚きが先に来ていて、それが現実感というものなのだろうと思った。 やはり自分のメディアを通した感覚は、透明ではない。 一番最後の言葉が、 非常に印象に残ってしまった。
乗り合わせた新聞記者として、事故を記録しておくのは、最低限の使命であると思い、思い出す限りのことをつづった。だが、この事故にどう向き合えばいいのか、まだ考えはまとまっていない。

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いたたまれない…

JR福知山線脱線事故。 仕事中にちらっと見たときには、脱線、怪我人多数、とあり、 そこまでの大惨事とは思えなかったのだけど、 家に帰ってテレビを付けたら、 死者50人以上、現在も救出作業が続く、と… 胸が締め付けられるような想いがする。 事故の原因に関しては、人災、事故、その他多くの理由が挙げられているが、 真相は分からない。 ただ、一人でも多くの人が助かれば…、と それだけを願う。

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