MSが姿勢一転、同性愛者差別禁止法案を支持

ITmediaニュース:MSが姿勢一転、同性愛者差別禁止法案を支持
MSのバルマーCEOが、同性愛者差別禁止法案の支持を表明した。同氏は以前、中立の立場を表明し、権利団体から強い非難を浴びていた。
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Microsoft (NASDAQ:MSFT) は、ワシントン州が審議中の同性愛者差別禁止法案に対する支持を先ごろ撤回したが、その姿勢を変え、再び支持を表明した。
日本では、全く考えられないようなことだが、 アメリカ、ヨーロッパでは、同性愛者も日常のことになっているようだ。 先日テレビでちらっと見た、マイケルJフォックス主演のドラマ『スピン・シティ』(→Wikipedia)でも、 同性愛者である、ということが、ギャグとして通用していた。 これは、日本とは、思いの外開きのあることだと思う。 日本では、認められていないから、こんなことを言ったら差別だと言われるのがオチだ。 みんなが(人によって差はあるとはいえ)ある程度は同性愛を認めているからこそ、 ギャグとして成立するわけで。 日本は2週遅れくらいだ。 先日も、スペインで、同性愛者の夫婦が養子を取れるようになったし、 それ以前に、同性愛者の結婚が多くの国で認められているのも、日本ではまだ考えられないことだ。 (世界で最初に同性愛者の結婚を認めたのはデンマークで、1989年らしい。 『平野恵理子:ヨーロッパの結婚事情』より。ていうか、これ、リンクされちゃってるけど、 なんかの課題じゃないのか…?京産大、大丈夫か?) このマイクロソフトの件に関しても、 本当はこの前段階があって、 『Microsoftはいち早く、福利厚生の対象を同性のカップルにも広げた企業』 ということらしい。 ただ今回、法律に対しては中立を保つと決めたことで、 矛盾しているということで団体から非難を受けたとか。 なるほどね。 さらには、『性的嗜好』による雇用の差別も除外すべきとのこと。 先日、性同一性障害は、自意識の問題で、甘えたことを抜かすな、と 書いている人間を見つけてしまって、見識の狭さにかなりショックを受けたのだけど、 結局は、それが日本人の認識ベースなのかな、と。 (ああ、僕は同性愛者ではありませんが。特に差別意識もない) 同性愛どうこうではなく、『多様性を認める』というマイクロソフトの表明は、 それ自体が、哲学であり、かつ、文化的なベースを示唆している気がする。 僕が、同性愛に関する記事を取り上げなくなるのはいつのことだろうか?

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