僕という人は、私生活においては他人に対して特段に文句が多い、愚痴が多い人間だとは思わないのですけど、仕事が絡んでくるととたんに身内(会社や同僚など)に対して不満を抱えがちになる人間です。個人の好みであったり、仕事のやり方・考え方については結果さえ良ければ自由にやれば良いんじゃないのと思う一方で、言動に合理性がなかったり、すべき最低限のことをしていなかったりすることについては、だいぶ文句があります。スタッフに対して仕事に責任を持てと常々言っているのに、出勤3時間経っても昨日の酒が残っていて仕事が進まない管理職とか、社員に情報を適切にフィードバックできない経営陣とか、事務処理が適切に出来ず社員に迷惑を掛ける会社組織とか。

会社の売上を上げてレッドオーシャンを勝ち抜くとか、そういう難しいミッションにおいて結果が出なくてもそれはある程度仕方がないですが、自分も関与しているわけだし、でも誰がやっても出来るようなことで、きちんとやるか・やらないか程度の差しかないこと、片付けとか書類処理とか情報共有とか、そういうことがきちんと出来ないのはほんと嫌です。やることに難しさがあるわけじゃなく、やればいいだけじゃないですか。片付けは都度やればいいだけ、書類処理も同じ。情報の共有・周知はグループLINEでもホワイトボードでも何でも良いけど、何か手段を準備しておいて、何か決まったらまとめ周知する。2分でまとめて1分で周知できる。それだけ。


仕事の上でするこういうことは、性格がマメかどうかではなくて、そのことが必要だと認識するかどうかなんですよ。自宅の自室がキレイかどうかなんて全く関係がありません。他人や会社が関与してくることだし、そういう小さいことの積み重ねが会社のベクトルに影響を与えてくることなんで、必要だからやる、それ以上じゃない。誤解してる人も多いけど僕は別にマメな性格じゃないし、部屋も割と散らかってます。でも仕事では、必要だからやる。やらないってことは、これが必要じゃないと思ってるってこと?そういう不信感。小さなことの積み重ねが、仕事全体に対する不信感に置き換わっていくと、まあね、末期ではあります。職業や企業を転々としているというわけではないですけど、最近はフリーター業が多いこともあって、5年で仕事を3つ辞めました。で、3つともだいたい同じような流れです。この会社じゃもうやってけないなーっていうね。


正社員で働いていて、僕がこの会社を変えるという情熱がある場合は辞めませんけどね。サラリーマン時代にはそういう情熱がありましたし、それで随分軋轢も生みましたし、でもその分いろんなことを整えました。もちろん情熱を失った時機には転職活動をしたこともあるし、ドワンゴの面接受けに東京まで行ったこともある(信じられないくらい頭真っ白になって、簡単なコードが1行も書けなくて落ちました。思い出したくないけど忘れられない思い出)けれど、最終的には、病気で辞めるぎりぎりまで貢献できたはずです。エンジニアとしては三流であっても、僕の仕事はコーディングだけじゃなかったんで。

でもこれがフリーターという立場で、給与的にも職責的にも多くを与えられていない場合は、会社がダメでどこを直せば良いかが見えていても、知ったこっちゃねえなあという感じです。軋轢を生んでまで変えようとする必要がない。今は年も取ってだいぶ上手くなってきましたし、不満を抱えていて何かを変革したいと思ったら、誰にどうやってアプローチしてどう誘導していくかみたいなことを考えますけど、でも立場が低いとそういうの通らないんですよね。「そうかもしれんけど俺らは俺らでやってるし」みたいなこというのを聞くと、じゃあご自由にという感じで。コンサルタントじゃないしなあ。発言力ないし。


もちろん僕なんかが見限ったところで、その会社が潰れるわけでもなくて、単に合わなかった以上のことじゃありません。サラリーマン時代の会社は業界的な意味でいつ潰れてもおかしくない状態でしたが、時代の風もあって経営を保っています。呆れて辞めたスペインレストランもまだ営業しているみたいだし、零細企業にありがちな社長の属人性が合わなかった会社(忙しいせいもあっただろうけどいろいろ極端にルーズだった)も創業以来最高売上を更新しながら頑張っているとのことだったし、1年半山を登り通い続けたフードコートは相変わらず凄い利益を叩き出して運営会社の他部門の赤字を補っているそうだし、僕の存在なんて大したことないです。いなくなったらいなくなったで、誰かがあとを埋めりゃ良いんです。だから合わねーなーと思ったら、そしてそれを変える手段がなさそうならまあ辞めたら良いんじゃねえのっていう話です。金の問題はありますけど、それさえなんとかなるならね。

立場がどうあったとしても、自分が所属している組織にダメな部分があり、その改善方法を思いつくことが出来、実行する能力もある中で、それが何らかの理由で結果に結びつけられないのだとすれば、それは自分の能力が足りないと言うことです。フリーターが正社員より下の身分だったとしても、例えばバイトをまとめて直談判とか出来るんでね。でもそれが出来ないってことは、僕にはそこまでの能力はない。だから身の置き場を探すんでしょうね。


そういうことをだらだら考えるような退職末期。


だらだら書きすぎてどの段落から読んでも通じるような適当なまとまりのない文章ですが、仕事を辞める直前の何ヶ月かだけですよね。こういうの熱心に考えるのは。ある意味で自分に対する叱咤激励でもありますね、さあ、動けって言うね。さあ、動こう。
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