「昔よりも最高気温は上がっている」
「50年間で4℃上昇」
「だから昔の人強かった、今の若者は弱いとか言うな」


という主張を見掛けました。

というわけで、



実 際 に 調 べ て み た 。



データソースはもちろん気象庁、計測地点は京都府京都市です。現在と同じ計測方法になったのが1914年からなので、100年前に当たる1918年から2018年までの7月の日最高気温の月平均値の推移をグラフにしました。早速どうぞ。

気象庁|過去の気象データ検索


7月の日最高気温推移(1918年~2018年)

7月の日最高気温推移(1918年~2018年)


トレンドライン(線形)を見る限り、確かに日最高気温は徐々に上昇しているように見えます。が、その上昇幅は「50年間で4℃上昇」というようなセンセーショナルなものではなく、大体、「100年間で0.8℃上昇」という程度のものです。



7月の日最高気温推移(1918年~2018年) - 多項式トレンドライン

同じデータを利用し、トレンドラインを多項式に変更するとこうなります。


7月の日最高気温推移(1918年~2018年) - 多項式トレンドライン


ちょうど50年前、1968年頃に日最高気温が下がっているのがわかります。その値が31.2℃なので、トレンドライン的に見て「50年間で1.5℃上昇」という言い方は出来るかも知れません。また今年の日最高気温が特に高くなると仮定すると、50年前の平均値に比べて今年は2.5℃高い」という言い方も出来るでしょう。



結論

100年間で1℃程度の上昇ということであれば言えると思いますし、少なくとも直近50年間は上昇トレンドにあるとは言えると思います。


ただ、「50年間で4℃上昇」という事実はありません。
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