映画「バーフバリ 王の凱旋」

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先月29日に1作目「バーフバリ 伝説誕生」を見て(Amazon Videoで100円でレンタルしてた)、その続編となる今作もレンタルしていたのですが、なかなか見るタイミング見つけられず今日になってようやく見ることができました。前作の最後、どうしてそうなったというエンディングからずっと気になっていた、そのすべてが明らかになってスッキリするようなしないような。事情がすべてわかった上でそれでもなお思う「どうしてこうなった」。あの強くて優しくて格好良かったバーフバリ(父)がなぜ。

……なんというか、完全に魅せられてる人間のコメントですね。。


映画についてはもう至るところで語り尽くされているので、今さらなんか書く必要はないんですけど、でもねえ、なんか書きたいじゃないですか。喋りたいじゃないですか。この映画見たら。だから寸評なんか知らないけどとにかく感想を書きたいんですよ。




1作目を見て主人公はこの滝を上る青年なんだなと思っていたのですが、いやあ、違いましたね。彼は確かに「バーフバリ」だけれど、「偉大なバーフバリ」ではない。「偉大なバーフバリ」は強さと知性と優しさを兼ね備え、すべてを手にしながら正義を貫いた人。王族という立場にいながら庶民の立場に立つことを厭わず、公平で明快。インド映画にはよくあることですが、最初は、「なんだこのマッチョなヒゲもじゃは」と思ってたんですよ。でもねえ、もう謝るしかない。たぶんバーフバリなら笑って許してくれる。

息子の方は、育ちも違うし「偉大なバーフバリ」のような知性や見識、戦闘技術は持ち合わせていないけれど、強さと優しさ、そしてお茶目さをもった荒削りな人。生まれてからずっと王になるために鍛えられてきた父とは違い、王という立場で学びながら「偉大なバーフバリ」になっていくんでしょう。映画の中ではその部分は描かれないけれど、描かれなくても僕らにはわかる。きっとそうなる。


バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!



アクションがいちいち格好いいのよねえ。父バーフバリとカッパッタのコンビネーションとか。

最後の対決も格好良かったなー


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ちなみに、一番好きなシーンはここです。

父バーフバリが謀反の罪を被せられ、王宮から永久追放されるシーン。そこでの、国民のセリフがすごい泣ける。


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そうだろうなあ……「王だから」という理由では無く、純粋に人柄が慕われていた人が自分たちの側で暮らしてくれるってなったらそりゃ嬉しいよ。いろいろ思うことはあるだろうけど、でもこのセリフに父バーフバリの人柄が全部表れてるようでとても感動しました。そうだ!お祝いだ!



バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!



明日からまた頑張ろう……