​​仕事前のルーティンを大事にするようになった

公園でストレッチ9


最近、仕事前のルーティンをしっかりとこなして、準備をきちんとしてから仕事に臨むようにしています。


【ルーティンの意味】ルーティン(routine)とは、決められた一連の動き、決められた一連の動作

ルーティン(routine)とは、決められた一連の動き、決められた一連の動作。
 この他、決められたパターンなどの意味を持つ。
 スポーツで言えば「型にはまった一連の動作」と考えるとわかりやすいかもしれない。


【ルーティンの意味】スポーツ選手のルーティンとは?9年連続200本安打という偉業を成し遂げることができた理由。

イチロー選手は、この毎日の練習においても同様のルーティンワークを取り入れていることで有名だ。
 有名なところでは、スタジアムに入る足を決めておく。
 練習で走り始める足を決めておく。(これは不倫問題で話題となってしまったかのタイガーウッズも同様)
 などのゲン担ぎ?のようなものから、毎日何時間もかけて行うウォーミングアップのたとえば、ストレッチなどに関しても一定の手順でアップが進められていく。
 毎日、同様のウォームアップメニューを毎日ほぼ同じ時間に、同じ量をこなしていく。
 これがイチロー選手の練習におけるルーティンである。



イチローにとってのルーティンとは、単なる験担ぎのようなものでは無くて、いつも同じ準備をして試合に臨むことで、昨日と今日の違いが明らかになり、どうしても生じる日々の違いを調整して常に完璧な状態で試合に臨むというような意味合いがあるというのを、多分、「イチロー・インタヴューズ」で読みました。読んだと思う。確かめないけど。






僕の場合のルーティンは、別に今日の調子を確かめるためのものでは無いけれど、仕事前に必要なことを手順に落とし込んでおくことで、ぬかりなく準備をするためにやっています。例えばある仕事でのルーティンは以下の通り。

  1. 揚げバット、菜箸、盛り付け箸、カレースプーン、しゃもじとしゃもじ入れをすべて軽く洗って食洗機へ
  2. まな板を一旦下ろす
  3. 作業台にアルコールを吹きかけよく洗って絞ったダスターでふく。炊飯器の下も忘れずにふく。
  4. 調味料セットを作業台に。
  5. まな板を戻してアルコールを拭きかけてふく。
  6. 食洗機から出てきた諸々をセッティング。
  7. 調味料をセッティング。
  8. 冷蔵庫から必要なものを出してセッティング。

揚げバットだとか菜箸だとかは、前日の営業後に綺麗に洗ってあるので、別に改めて食洗機に入れる必要は無いのですが、仕込みの作業の汚れが飛んでいる場合があります。前は、汚いかどうかを確認してきたないものだけを再度洗っていたのですけど、その確認する手間は要らないなと。全部放り込んでしまえば、良いだけ。

作業台やまな板の洗浄も同じで、仕込み終了後、仕込みをした人がある程度綺麗に拭いてくれるのですが、僕が満足出来るレベルでは拭いてくれない。もっと綺麗にしてくれよ、とか、こうして欲しいとか思うこともあったのですけど、確認してそれを伝えること自体が手間だしストレス。だったら、全部汚れている前提で綺麗にしてしまえば良いんじゃないか。

確認して準備するのではなくて、準備自体をルーティンとして行ってしまう。そのほうが確実性が高い。都度判断していると、つまり判断の試行回数を増やすと、ミスをする可能性も高まってしまうので、決まっていることに関して判断をしない。

あとは、営業に必要な道具、調味料のセッティング。どうせ必要だから、最初にまとめてぬかりなく。


そういうことを意識するようになったのは、ここ1,2年のことで、それ以前の僕は必ずしも準備万端で仕事に入っているとは言いがたい感じでした。そういうの、めんどくせーくらい思ってましたし、必要に応じて仕事中に綺麗にしたり整理したりすれば良いじゃんと考えてました(そして永久にその機会はやってこない)。

でもなー。それをやるとどれか抜けるのよな。
そして、毎回、準備しなくてはいけないことに焦る。焦ればミスも出る。
それではダメなんだよなー


若い子にこういうことを説いても、若い頃の自分が理解出来なかったのと同様、その必要性がわからないだろうから、特に何も言いません。人には人それぞれのルーティンがあるだろうなと思うし。ただ、毎日必要なことをルーティーン組んで淡々とやるのは大事だろうな、とは思っています。