だし巻きが上手く巻けるようになってきた

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毎週水曜日にだし巻きを1本巻くことに決めて4ヶ月くらい。ようやく意図して上手く巻けるようになってきました。最初の頃は、上手く行くときもあれば上手く行かないときもある、なぜ上手く行かなかったのかよくわからないというような感じでしたが、今はだいたい理由がわかって、その通りに作れば上手く巻けます。

といってもまだ完璧なだし巻きは巻けてないんだけど。




最初の悩みは「フライパンにくっつく」。その次の悩みが「綺麗に巻けない」、その次が「焼き色が付いてしまう」でした。それぞれの悩みに対する解決策は、


フライパンにくっつく

油を十分に引き、きちんと熱しましょう。フライパンの材質にもよりますが、どちらか一つでも欠けるとくっつきやすくなるようです。どちらもクリアしていれば、別にテフロン加工でなくてもくっつくことはありません。

巻いているうちにフライパンの温度が下がってしまうこともあるので、慣れないうちは、1回巻いて油を引いたあとに、十分に熱くなっているかを毎回確認すると良いです。


綺麗に巻けない

練習あるのみ。技術的なことは、繰り返さないと上手になりません。

ただ実際の話、だし巻きの巻く作業自体は簡単な作業であり、特別技術が必要なわけではありません。よく「箸で箸を支えて、フライパンを上げて下げる」と言われますが、ほんとそのまま。

上手く行かないときは、何かが不足していて上手く行かないのではなくて、余分なことをしてしまっていることがほとんど。箸で捏ねてしまっているとか、フライパンに前後の動きを付けてしまっているとか。基本に立ち返るのが大事。

ちなみに、玉子焼き用スケッパーを使うともっと簡単に巻けるみたいです。が、僕は箸でさっと巻けるようになりたいのでそれは封印。


焼き色が付いてしまう

これが一番、迷ったことで、火加減を調整したり、卵液の内容を変えてみたり色々していたのですけど、答えは割とシンプルで、「卵液を入れすぎなければよい」でした。わかってしまえば当たり前なんですけど、1回に入れる卵液が多いと、巻ける固さまで固まるのに時間が掛かり、その間に表面に焼き色が付いてしまいます。

1回の卵液を少なくすると巻く回数が増えて面倒ですが、面倒だと考えるより先に、少なめに入れてすぐに巻いて(卵液が少なければ、入れて10秒くらいで巻ける)、油引いてすぐに卵液入れて……というテンポでさくさく巻けるので、逆に早かったり。多く入れすぎて、「巻けるかな、まだ早いかな」なんて待っている時間の方がもったいない。そもそも卵液を多く入れると一層が厚く固くなってしまうので、食感も悪くなってしまいます。一層が薄い方がふんわり感が出ます。面倒がってはダメですね。

最新のだし巻き(一昨日くらいに作ったやつ)は、卵液の量を意識して3回目までものすごく上手に出来ていたんですが、最後の4回目、卵液が微妙に0.5回分くらい余ってしまい、それを入れたら多すぎて、最終的に焼き色が付いてしまいました。やってもうた。

3巻目までは綺麗に出来てたんだけど、最後のひと巻きの卵液が多すぎて焼き色が付いてしまった…3巻目で止めておけばよかった。なかなか難しい。卵液余らせても仕方ないしなぁ #今週の出し巻き

よくよく見返してみると、最初期のだし巻きはあんまり焼き色が付いていないんですね。これは多分、最初は巻ける自信があんまり無かったから、びびって少しずつ卵液を入れてたってことかと。




いつもは卵3個で1本巻いてるんだけど、卵の大きさが毎回違うせいで、卵液の量にブレがあるんですよね。そういうこともあって、最新の回ではレードル使って卵液を入れてた(1回当たり90cc)のですが、やっぱりそれが正解っぽいなー。次回こそ、満足のいくだし巻きが巻けそうです。

……やってみないとわかんないけど。