京都市長に門川氏3選 2新人に大差 : 京都新聞

 任期満了に伴う京都市長選は7日、投開票され、自民党、民主党、公明党、社民党府連が推薦する現職の門川大作氏(65)が、いずれも新人で共産党が推薦する元労組委員長の本田久美子氏(66)、元京都府議の三上隆氏(85)を破り、大差で3選を果たした。門川氏は厚い支持組織に支えられて安定した選挙戦を展開し、前回選より約3万2千票多い25万4545票を獲得。本田氏に倍近い差を付けた。投票率は前回より1・09ポイント減の35・68%で、過去4番目に低かった。

 3期目に向け、門川氏は「133の市民への約束を掲げて選挙を戦った。しっかりと実行し、仕事で市民にお返しをしたい」と決意を述べた。

 政党レベルでは1993年選挙から7回連続で「非共産対共産」の対決構図となった。門川市政の2期8年の評価や中小企業振興、四条通歩道拡幅や景観規制のあり方、福祉の充実などが争点となった。各党は夏の参院選もにらみ、激しい論戦を繰り広げた。

 門川氏は経済界や連合京都、各種団体で構成する「未来の京都をつくる会」を選挙母体に、有効求人倍率の上昇や「保育所待機児童ゼロ」などの実績を強調し、市政の継続を訴えた。

 京都府との協調も掲げ、経済界なども一緒に「オール京都」で文化庁の移転や北陸新幹線の誘致に取り組むとアピール。昨春に大渋滞を引き起こした四条通の歩道拡幅で批判も招いたが、市議会与党の市議らが支えて組織を固めた。

 今後、市の財政状況が厳しい中、いかに財源を確保し、公約を実現するか手腕が問われる。 開票は午後9時20分に始まり、門川氏は全11行政区で本田氏を上回った。東山区を除く10区で前回から上積みして得票を伸ばした。

 本田氏は共産推薦候補を擁立してきた「民主市政の会」と京都総評で構成する「憲法市政みらいネット」が選挙母体。「戦争法(安全保障関連法)廃止」を前面に掲げたが、国政課題を市長選の最大争点とする手法には批判もあり、支持は広がりを欠いた。「革新市政」を経た1980年代以降、共産が単独推薦した候補では過去最低の12万9119票に終わった。 三上氏は知人らでつくる「世界平和の会」を選挙母体とし、「京都から世界平和を発信する」と訴えたが、約1万5千票の獲得にとどまった。

▽京都市長選開票結果(選管最終)
当254,545 門川 大作 無現
 129,119 本田久美子 無新
  15,334 三上  隆 無新



京都新聞記事より、全文引用。


投票率の低さ、大差での当選を考えると門川さんの8年が評価されたということでしょう。初当選だったときは僅差で仕方なかったとしても、今回は紛れようがないですもんね。

リニアを強引に京都に引っ張ろうとしたり、痛い話もたくさんありますが(個人的には四条通歩道拡幅は賛成です。一方で下鴨神社や立木神社のマンション建設は許しがたい)、総合的にはとても頑張ってやってくれていると思いますので、引き続き京都市民のための市政を推し進めて欲しいと思います。

がんばってください。


それにしても:支持母体

それにしてもこれって、連合と全労連(京都総評)の戦いでもあったんだなー。つまりどっちも支持母体は左派なのね。連合はもともとは社民党、のちに民主党。全労連はいちおう支持政党はないことになっているけどイデオロギー的には共産党系。面白いな。