噂には聞いてたけど、7/31で閉店と


「そうらしいよ」とは聞いていたんですが久しぶりに前を通ったら「7月末閉店」ということで。元々劇場(夷谷座)&映画館(京都ピカデリー劇場)だったのがダイエー、サカエ、グルメシティ、イオンと系譜をつなぎながら、「スーパーの空白地帯」であった特徴を十分につかんで、無駄に広くスタッフは少なく教育は行き届いていないスーパーであるにもかかわらず長く存在できた奇跡というのも、なかなか興味深いものであります。

個人的に思う転機はイオン系列になったことですかね。グルメシティ京極店は、生鮮食品の質に関してはどのスーパーと比べても比べがいが無いくらい悪かったですが、調味料とか乾麺とか、パッケージ商品に関しては周りの店舗に比べてかなり値が安く設定されていて、そういう意味で意外に使い道のある便利な店でした。パッケージ商品の差別化要素の一つがダイエーのプライベートブランド「おいしくたべたい!」でもあり、比較的訴求力のある商品が安く手に入り、プライベートブランドにしてはイケてるなあという印象でした。

グルメシティがイオン系列になり「トップバリュ」に切り替えられたことで、店頭から「おいしくたべたい!」の商品が無くなりました。また「トップバリュ」の商品と競合する商品も一部撤去され、僕らが買っていた醤油、いりゴマ、八割蕎麦、豆腐、おから、穀物酢(洗濯用に使ってた)などなどが店頭から無くなりました。「トップバリュ」が悪いわけでは無いんですけれど……お気に入りの商品が無くなることが、その店に行く理由を失わせることにはなるんですよね。フレスコが増えてるし、ZEST御池にはMISUGIYAがあるし、八百一本館もある。昔と違って他にも店はたくさんあるわけですし。

「閉店するらしいよ」って聞いたときは少しショックにも感じましたが、よくよく考えたら別にもう用はなくなってたので、慌てて買いに行くこともなく。グルメシティがなくなることで、歴史あるこの建物もなくなってしまうのかなと少し感傷的になったくらいでした。良い場所だし、何か良いものが出来ると良いな。


この場所の歴史についてはこの記事が詳しいです

京都発! ふらっとトラベル研究所|新京極・旧ピカデリー劇場の場所には、かつて夷谷座があった