雨の日。


エンジニアとは言えレコード店に勤務していてDJもやっているのに、なんでよ?という話なのですけど、僕はあんまり普段音楽を聴きません。自分では別に特別「必要ない」と思っているわけではないのですけど、周りの人と比べるとなんとなく僕ってあんまり音楽を聴いてないなあと思うのです。


例えば、どこかに行くとき。歩きでも自転車でも車でも電車でも、まあ音楽聴きながら自転車に乗るのは自殺行為なので止めておいた方が良いですが、ともかく、音楽を聴きながら移動している人っていっぱいいます。今はスマホであれiPodであれ、音楽を簡単に携帯できるようになっているので、余計にその傾向が増してるのかも知れません。あ、もちろん音楽じゃなくて、語学講座とか落語とかかも知れませんけれど。

また、我が家では毎週日曜日の午前中は掃除の日ということになっていて、拭き掃除と床掃除/トイレ掃除に分担して掃除をしています。そうすると必ず彼女が有線放送をオンにしてロックチャンネルに合わせます。有線なので何が掛かるかはその時にならないと解らないわけですが、そんな音楽を聴きながら掃除をします。そう言えば学校の掃除の時間にもなにがしか放送があった気がしますね。彼女は夕食の準備をするときも必ず音楽を掛けます。


で、僕はどうかというと、一人でいる限り音楽を掛けないのです。

歩きでも自転車でもどこかに出掛けるとき、イヤフォンを耳に入れて出掛けることはありません。唯一ジョギングの時だけは音楽(というかほとんどの場合、水曜どうでしょう副音声ですが)を聞きますが(夜1時間無音で走るのは退屈なので)、それだけです。掃除するときも、例えば彼女が出掛けていて僕一人でするときには音楽は掛けません。夕食の準備も掛けませんねえ。

以前、仕事してるときはずっと音楽を聴いていましたが、それはテンションを上げるのと周囲の音をシャットダウンするのとのために聴いていたので、在宅中心の業務になった今は聴いていません。未チェックのVOCALOID新曲がたまってしまったときにまとめてチェックしたり、面白そうな作業用BGMを見つけたときに聴いてるくらい。


なんでなんだろうな?

今も外は雨降る中、自室でこの記事を書いていますが、BGMは掛かっていません。その代わりに向かいの道を通る秋祭りの神輿の声や、雨がベランダの手すりを叩く音、車が水たまりを通り過ぎる音、近所のおばちゃんたちの世間話、日曜礼拝後の昼食会が終わって教会から帰っていく人たちの車のドアを開け閉めする音なんかが聞こえます。そして、そういうのがどうも好きなんですよね。

といって、ジョギングを無音でしようとはしないわけで、単に習慣の問題であって、理由は特にないんでしょうね。
僕にとっての、落ち着いて何かをするときの環境なんでしょう、きっと。