ドル円 2013/09/11


先週の定点観測からしばらくの間、ドル円は99円前半をうろうろしていたんですが、昨日今日で100円台を突破。東京時間では相変わらず若干の円高寄りなので少し戻すだろうとは思いますが、NYでは一時100円45銭まで行ったようです。

背景にあるのは、シリア情勢の変化と中国経済の指標が好調であったことのこと。

ドルが一時100円半ばに上昇、シリア情勢緩和で=NY市場 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 10日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円に対して約7週間ぶりの高値に上昇した。シリア情勢をめぐる緊張の緩和に加え、中国の好調な経済指標を受けて安全な資金の逃避先とされる円への需要が低下した。

ドル/円は一時、7月25日以来の高値となる100.45円まで上昇し、直近では0.7%高の100.31円。円はユーロに対しても下落し、ユーロ/円は一時、5月下旬以来ほぼ3カ月半ぶりの高値となる133.29円をつけ、終盤は0.9%高の133.08円。ユーロ/ドルは0.1%高の1.3269ドルとなっている。

シリア政府は10日、化学兵器の引き渡しと化学兵器禁止条約加盟を求めるロシアの提案に従う意向を示した。軍事介入へと傾きつつあったシリア問題が外交的解決に向けて動き出した形となった。

一方、中国の8月の鉱工業生産と小売売上高はいずれも予想を上回り、ここ2年以上にわたって減速傾向にあった中国経済が安定化しつつあるとの見方が強まった。これにより金融市場にさらに安心感が広がった。



シリア問題が解決しそうだということなんですけど、まあ、よくわからないですね。政府が持ってる化学兵器は良いけど、反政府側が持ってる化学兵器はどうするんでしょうか。交戦中の反政府側が引き渡しに応じなければ、政府側だけ引き渡すとは思えないわけで、まあまだどうなるか解んない感じですね。どこも財政厳しいし、シリアと戦争してもリターンがあんまりないし、誰も戦争したくない感じなんですけどねえ。

中国の方は、生産と消費と両方が予想を上回って好調とのことなんですが、んーと、材料を探してる市場としてはとりあえず材料があれば乗っかるんでしょうけど、信用できるんですかねこれ的な。数字は信用できないけど推移は信用できるみたいなことなのかな。まあオフィシャルに「そうだ」って言ってるんだから信用するしかないんですが。他にないわけだし。


結論としてはどちらも先行き不透明ですよねえ、という感じでしょうかね。



ユーロ/ポンド

ユーロ円 2013/09/11

ポンド円 2013/09/11


ユーロは133円05銭、ポンドは157円73銭。

先週が「ユーロ131円64銭、ポンド155円81銭」だったので、また少し円安が進んでるようです。ドル円に比べると円安傾向が大きい感じ、特にポンド。オリンピックでは経済を不安視されてマドリードが落ちましたが、失業率26.3%、若年失業率56.1%と言うのを聞くとさもありなん、という感じではあります。日本の福島とどっちが不安なのよと聞かれると答えに窮しますけれども、ギリシャ情勢と合わせてて取り立てて改善しているように見えないですしねえ。

んーと、それでなんで円安になるんだろう。そういう情勢にもかかわらず、EUが金融緩和に積極的じゃないからかしら。そんなことやったら、ドイツ始め主要国では無駄にインフレになるだろうしなあ。その辺、昔から指摘されているEUの限界ではあるのですが、実験はまだまだ続きます。



タイバーツ

タイバーツ円 3年 2013/09/11


オマケで久しぶりにタイバーツを。

僕がタイに行ったのは2012年3月(1年半前)でした。その頃ちょうど円安が進んで1バーツ2.5円くらいになっていて、割高だねと言っていた覚えがあるのですけど、今はなんと1バーツが3.12円まで来ています。1年半前であれば10,000円が4,000バーツになっていたのに、今だと3,200バーツにしかならない。2割も損する。こりゃきついわー

タイくらいの規模の国と日本の関係だと、多分タイの情勢とは無関係に相場は動いてるんだと思いますけど、次行くまでになんとかもう少し円高になってくれてると……ってまあアベノミクスの間は無理か。タイの経済はだいぶ好調そうですがそれでもこれだもんなあ。仕方ない。