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前回ドル円について書いたのはだいたい1ヶ月前の7/6でした。

【ドル円】 なんだかんだで101円(週末終値101円18銭) 【定点観測】 | mutter

いろいろ事情があって円安が進んで101円台になっていたのですが、この1ヶ月の間に上下を繰り返しながら円高が進み、気がついたら96円台になってました。とくに今週に入っての値動きが大きい感じ。


なんか特別な何かがあったのかなーと思いながらロイターの経済ニュースを見てみるとこんな感じの記事が。

東京外為市場・正午=ドル98円後半 米雇用統計通過、閑散商いで方向感出ず | 外国為替 | Reuters

前週末のニューヨーク市場では、ドル/円が急落した。7月米雇用統計の発表直前ま で騰勢を強め、100円回復に迫ったが、米雇用統計のうち、非農業部門雇用者数の伸び が市場予想を下回ると急速に下落した。米国務省が2日、全世界の米国民に向けた渡航警 戒情報を出し、国際武装組織アルカイダが今月、中東・北アフリカで攻撃を計画している 可能性があるとして注意を呼びかけたことも、ドル/円の下落に拍車を掛けた。ドル/円 は98.66円まで下げた。
しかし、週明けとなるきょう午前のドル/円は99円ちょうどを挟んで一進一退とな った。朝方は、日経平均株価の下げ渋りで短期筋がドルを買い戻した。仲値にかけて輸入 企業のドル買いが輸出企業のドル売りを上回ると、ドル/円は99.15円まで上昇した 。ただ、99円台での推移は続かず、日経平均の下げ幅が200円を上回るとドル/円は 98円後半に弱含んだ。商いは閑散で、明確な方向感は出なかった。



まずきっかけとしては、アメリカの雇用統計の結果を見て思ったよりアメリカ経済が復活していないんじゃね的な空気になったこと、アルカイダを不安材料とみたこと(なんだろう…それでまた軍事費が嵩むとかそういうことなのかな)とで、先週末から今週始めにかけてドルが値下がりしたと。これが5日。

続いてこれが6日。


〔外為マーケットアイ〕ドル一時97.09円、米雇用統計前の上昇分を返上し6週間ぶり安値 | 外国為替 | Reuters

6日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円に対して一時6週間ぶりの安値となる97円台半ばまで売られた。ドルの全般的な弱さは、米連邦準備理事会(FRB)が資産買い入れ(量的緩和)を早期に縮小するとの観測が後退していることや、ドイツと英国の鉱工業関連指標が大きく伸びて、ユーロ圏が早々に景気後退を抜け出せるとの期待が広がりユーロ高になったことなどが背景。

  この日の東京市場では、「主な参加者の夏休み入りで、これまでに積み上がったドル買い/円売りのポジションに調整売りが入りやすいこと、15日に予定されている米国債利払い・償還に絡む円転玉が意識されていること、また、過去のデータでは8月には円高になりやすいことなどで、ドルを買い進めづらい」(外為アナリスト)という。

また、米国務省が6日、イエメンに滞在する米国人に対し、テロの懸念があるとして直ちに出国するよう勧告したとの報道も、ドルの買いにくさにつながっているという。



量的緩和は終了するって言っても終了しないって言っても市場を不安定にするんだなあ。やっかいなもんです。もちろん日本も何年か後には同じように出口戦略に苦慮する時期がやってくるわけですが……その時までにアメリカが上手くランディング出来てると良いなあ。

んで、7日。


東京外為市場・午後3時=ドル6週間ぶり97円割れ、日経平均下げ拡大でシステム系の売り | 外国為替 | Reuters

この日は積み上がったドルロングの解消に加え、新たな売りも観測された。市場では 「短期筋は下向き目線になっており、ショートから入っている。朝方に97.50円のス トップをやったことで、次のサポートラインが見えにくくなった」(大手邦銀)と警戒す る声が目立つ。7月下旬の下落局面では、国内機関投資家の買いが相場を支えたが、足元 では「買い意欲のある機関投資家も躊躇(ちゅうちょ)している」(同)という。

(中略)

もっとも、市場では今回のドル/円の下落に関して「日経平均株価は下がっているが 、米金利はそれほど下がっておらず、ダウの位置などをみても、それほどリスクオフに傾 いているわけでもない」(大手邦銀)と首をかしげる向きも少なくない。 この関係者は「テクニカル面以外で、下落の裏付けとなる材料があまりない中で、本 当に下をやるのか」と疑問を呈しつつも、テクニカル的には「ウィークリーで考えると、 一目均衡表の基準線が位置する97.30円付近を週末に維持できるかどうかが焦点とな る。6月に急落して93円台をやったときもそこで止められて戻ってきた。これを割り込 むと下値は93円や90円くらいまで広がってしまう」と警戒感を示した。

(中略)

FX会社の関係者は「96円割れ、95円割れというような展開にはならないと思う が、8月は流動性が低下するので注意が必要だ」と指摘している。



きっかけは確かにあって、ベースとしてもドルが弱いけれど、ここまで行くのはちょっと投機的かなという感じ?バカンスと言うこともあって8月は流動性が落ちるのね。そうかそうか、そりゃそうか。今日の予想はこんな感じだったので、予想よりもだいぶ円安で推移してる感。


〔外為マーケットアイ〕ドル96円半ば、株価受けた短期筋の動きに注目 | 外国為替 | Reuters

きょうの予想レンジはドル/円が95.90―96.90円、ユーロ/ドルが1.3280─1.3380ドル、ユーロ/円が128.00―129.30円。

前日の海外市場でもドル/円の下落が続いた。ニューヨーク市場終盤に96.32円まで下げ、6月20日以来の安値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)の資産購入プログラム縮小の度合いと時期をめぐる懸念を背景に、主要通貨に対してドル安圧力がかかった。ユーロ/ドルは1.3347ドルまで上げ、6月19日以来の高値をつけた。

きょうの東京時間は、日銀金融政策決定会合の結果公表、黒田東彦日銀総裁会見、中国の7月貿易統計、日経平均株価 と注目ポイントが目白押し。国内金融機関の関係者はドル/円について「安値拾いの買いは流入するだろうが、戻りは鈍いだろう。96円ちょうどがサポートラインとして機能するか不透明で、株安や中国の指標がネガティブな結果になれば下方向のリスクがある」と話している。



まあ、いろいろと指標も出てくるのでどうなるか分かんないですけどね。アメリカの経済の調子がはっきりするまでは、こういうフラフラとした相場が続くのですかねえ。なんだか「早いところ回復したって言いたいんだけど数字が伴ってこない」というように見えるのは気のせいかな。まあ、難しいんでしょうけどね。下手なこと言うとそれだけで世界経済大混乱みたいなことになるしなあ。


とりあえずじっと見守る感じ。



ユーロとポンド

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執筆時点でユーロが129円04銭、ポンドが149円97銭。

前回7/6の時点ではそれぞれ129円78銭、150円69銭だったのでドルほどは動いてないですね。グラフ見ると行って来いで変わらないということみたいですけどまあそれだとしても。ギリシャの失業率が改善しているという話を見掛けたし、ヨーロッパも少しは安定してきたのかな?

ギリシャの若年層失業率58.7%に改善、スペインは56.1%に悪化…EU失業率動向(2013年6月分):ガベージニュース

いや改善って言っても若者の58.7%が失業してるんだし、その他の国もスペインを筆頭に相変わらずきつそうだし……怖すぎる。こりゃどうなるかわかんないねえ。。