これね。

「天一」工場が下水道不正使用 1億5千万円分 : 京都新聞

大津市は19日、中華そば店「天下一品」を展開する天一食品商事の本社工場(大津市大江8丁目)が、2009年4月から今年1月まで井戸水の利用を市に届け出ず、支払うべき下水道使用料約1億5774万円を不正に免れたとして、過料を含む約4億7324万円を支払うよう同社に請求したと発表した。市の下水道使用料では過去最大の不正額という。

 市によると、同工場は1996年9月に水道水と井戸水を使って操業し、下水道に排出する認定を受けたが、2009年4月から使い始めた井戸は市に届け出ていなかった。


確かに徴収された料金は下水道使用料なんで、下水道不正利用で合ってるんだけども、手続き的には「上水道」の手続きを(意図ではなくミスだったと天一は言ってる)していなかったという話なのよね。


なんでそういう話になるかというと、下水道の使用料金が上水道の使用量に合わせて計算して請求されるようになってるから。水道料金の明細見れば解るけども。上水道の使用量はメーター取り付ければ解るけど、下水道の使用料なんかぶっちゃけわかんない。だから「だいたいで多分だけ流してるでしょ」ということで、上水道の使用量で計算した下水道料金を請求するという理屈。まあそうか。


で、今回の天一のように市の上水道を使わずに(つまりメーターを回さずに)水を入手して使用する場合には、メーターを回さない代わりに使用量を水道局に届け出る必要があります。水道局では届けられた内容に従って下水道料金を計算して支払うわけですね。対象になるのは井戸水だけではなくて、わき水や川の水、雨水の再利用なんかもあります。上水・下水どちらもメンテナンスの必要がありますし、ただで使用出来るもんではないってことですね。そんなの日常あんまり意識しませんけど。


たまにビルとかサービスエリアとかで「雨水をトイレの水に再利用しています」ってのを見掛けますけど、ああいうのもきちんと量を計測して届けてるのかしら。大きなビルだったら必ずやってるでしょうけど、小さな店だとどうかな。ていうか、よくよく考えたらすげえめんどくさいなあ。いちいち溜めた雨水の使用量なんか測ってられなくないか。下水道の理屈は解るんだけどさ。



ふとした疑問

飲食店とかだと、蛇口から出たものの下水道には流してない水ってのも結構な量あるんじゃないですかね?つまり飲み物や食べ物でお客様のお腹に収まって店外へ出て行くようなそういう水分(大都市圏の飲食店が水道の水を料理に使っているのか?はさておき)。飲食店は元々水をたくさん使うから、全体の割合からしたら大きくないのかも知れないけど、量だけ考えたら結構バカにならないのでは。もちろんそんなの計測出来ないから、それで下水料金を減免してくれることになったとしても届けようがないけど……

それともあれかな、お客様が店外から持ち込んでトイレで排出する水分とで相殺みたいな感じだろうか。まあそれも考えられなくはないけど……やっぱり、その辺は誤差だから大人しく払ってと言うことなんでしょうな。なんかもやっとする。すげーちっちゃなことなんだけど。もやっ。