気になったので「入浴後 就寝」で検索してみたところさまざまな情報が見つかりました。
とりあえず適当に列記してみます(強調は引用者)。

入浴と睡眠の関係

入浴すると確かに深部体温は上昇します。しかし、これは外部から熱を与えたため上昇したものですが、お風呂から出ると再び低下し始めます。

身体の熱が完全に低下しきるまでにかかる時間が2~3時間なのです。入浴後2~3時間後に寝るのが理想的で、深い睡眠を得るベストな時間帯です。


深い睡眠に効果的な入浴の時間とは? 【疲れをとる生活術】

入浴の後、汗がひいて体温が徐々に下がってくると、自然と眠くなってきます。
その時間に睡眠に入れれば、深い睡眠が得られるようになります。

ただし、ここで注意が必要。

テレビやパソコンやゲームなどは、交感神経(ストレス)を活性化。
せっかくの入浴で副交感神経になったのに、テレビやパソコンで
また交感神経に逆戻りでは、深い睡眠も疲労回復も望めません。

入浴後、30分くらいたった時間に睡眠に入れば
寝つきも早く、深い睡眠が得られ、朝には元気な体に戻っていることでしょう。


お風呂は“寝る2時間前”がベスト!すんなり眠れる入浴術 | ねむりラボ

入浴後、体温はゆるやかに下降していきます。この働きが、眠りに入りやすい状態を整えてくれるのです。オススメは寝る2時間前に入浴すること


★入浴と睡眠との関係

体温が少し下がってから寝るのが快眠を得るコツです。
入浴後やや身体のほてりが残っている状態までの時間は
季節や部屋の温度によっても違ってきますが、大体入浴後30分~1時間後です。


熟睡できる入浴 │不眠対策ラボ

熟睡できる入浴は、就寝の1時間前程度に入るようにします。
入浴後の1時間は、とにかくリラックスする時間にあてます。


入浴する時間帯と床に就くタイミング

眠りのモードに入るためには、脳や内臓の温度、つまり深部体温が下っている必要があります。大切なのは、体温が下がろうとするタイミングを逃さず床に入ることです。このタイミングは、ゆっくりとぬるめの湯に浸り、入浴後30分以内(遅くとも1時間以内)に就床できるような時間帯のことです。したがって、快眠を得るうえでも効果的なのは、寝る前に入浴し、あまり時間を空けずに床に就くことなのです。


はぴばす通信「よい眠りのための入浴方法 ~3回連載シリーズ2 実践編~」 | はぴばす | 株式会社バスクリン

布団に入る予定の時間帯から逆算して、入浴する時間をスケジュールに組み込むことをおすすめします。眠くなる時間帯の目安は、入浴から2時間前後。つまり、この眠くなる時間帯に布団に入ることができるよう、生活スタイルを変えてみるのです。




お前ら適当なこと言い過ぎだろ

なんというかもうこういう健康ネタにはありがちなことですが、みなさん理屈はともあれ結論としては好き放題言いたいこと言ってますね。30分前と言ったり3時間前と言ったり。おそらくご自分で実践して自分に合った方法に理論を肉付けして書かれているんだと思いますが、こういう言ったもんがちな情報が多いのは困ったもんです。季節も年齢も風呂の温度も関係あるでしょうにそれすら言及していないサイトも目立ちます。健康ネタでありがちな情報集積系のスパムサイトは検索して得た情報をソース無しで次々転載していくので、こういう「形は綺麗だけど中身は怪しい」サイトがたくさん量産されていくことになります。やれやれだぜ。



…などと言っても仕方ないのでなにか信頼出来るソースを探すと、九州芸術工科大学(当時)の成恩貞さん博士学位論文(1999年度)「冬季の入浴と睡眠に関する研究-足浴との比較及び入浴のタイミングについて-」が検索でヒットしました。論文要旨から抜粋します。

論文要旨

以上の結果により,冬季において,より良い睡眠をとるためには,睡眠直前に全身入浴を行うよりは足浴を行なうほうが有効であり,入浴を行なう場合は就寝直前よりは2時間程前に行うほうがより質の良い睡眠が得られることが示された。そこで,より質の良い睡眠をとるためには,入浴後すぐ寝床に入るよりは入浴後リラックス時間を過ごした上に睡眠に入ることが大切であり,足浴は入浴の代わりに身体的,精神的快適感が安全にまた効果的に得られることから,特に障害者や高齢者,もしくは心臓疾患の患者において睡眠援助の手段として有効であろう。
 本研究は,室内暖房されてない状況を想定して行なわれたが,寝室や浴室が暖房された状況での入浴による睡眠の影響も調べる必要があろう。さらに,全身入浴と足浴の中間形態である半身浴,微温で長時間の入浴,シャワーを行なった後の睡眠についても今後検討の必要があると思われる。



成恩貞さんの論文がどれくらい信頼出来るものかは論文を詳しく読めない僕にはよく解りませんが、論文を斜め読みした感じではこの結論にはすでにいくつか先立つ論文がありそれを確認したと言うことらしいので、結論としては信頼出来るものなのかなあと思います。つまり大体2時間前に入浴したら良い、入浴後2時間後くらいに就寝するとちょうどいいという感じ。例えば0時に就寝したかったら、21時半にお風呂に入って22時に出て、2時間リラックス…みたいなイメージでしょうかね。

もちろんあくまで「冬季」に「40℃のお風呂」という条件なので、、例えばこれが夏だったらもう少し長くなるのかも知れませんし、ぬるめのお風呂だったら短くなるのかも知れません。要は体が睡眠を求めるタイミングで睡眠に入るということですねね。



というわけで結論

入浴2時間後に寝るのが良い睡眠を得る上で大事なタイミング。

ただし季節、お風呂の温度などで目安時間は変わってくるので、2時間を目途にしながら季節毎に眠くなってくるタイミングを把握して、それに合わせて入浴のタイミングを調整していくと良さそう。なるほど納得。



…なんつて書いてたら眠くなってきたのでそろそろ寝ます。

おやすみなさい。