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一昨日書いたばかりで恐縮ですが、それからさらにまた1円円安が進んでいるので一応報告を。


前回「短期的にどうなるのか」という専門家の見解は拾わなかったので検証できませんけど、こんなに急激に進むとは予想外。今までの重い足取りは何だったんだと言うね…やっぱりこれは安倍首相や浜田内閣官房参与が金融緩和を繰り返し主張しているのが引き金になっているんでしょうかねえ。浜田参与はこんなこと言ってました。

インタビュー:日銀は無制限緩和を、物価目標2─3%が適切=浜田宏一教授 | Reuters

安倍新政権で内閣官房参与に就任した米エール大の浜田宏一名誉教授は27日、ロイターとのインタビューに応じ、日銀の金融緩和策について、買い入れる資産の総額をあらかじめ設定せず無制限にすべきだと指摘、物価上昇率目標の達成に向け、より残存期間の長い国債や株式などリスク性資産の購入拡大が必要との認識を示した。外債購入も一案に挙げた。

目指す物価上昇率は諸外国並みの2─3%が適切と述べ、政府による目標設定や、それに伴う説明責任を明確化するため、日銀法の改正は「当然だ」と語った。



んで、今日の相場の解説はこんな感じ。

時事ドットコム:円下落、86円台半ば=金融緩和期待で-東京市場

28日午前の東京外国為替市場の円相場は、安倍新政権の財政・金融政策への期待感を背景に円が売られ、1ドル=86円台半ばに下落した。午前9時現在は86円49~50銭と前日比85銭の円安・ドル高。これは2010年8月3日以来約2年5カ月ぶりの円安水準。
 市場では、安倍新政権が積極的な財政政策や金融緩和に乗り出すとの見方が根強い。「年末で取引が薄いことも、大きく円が下落した要因」(銀行系証券)との指摘も出ている。 
 円は対ユーロでも下落し、午前9時現在は1円13銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円59~61銭と、11年7月11日以来1年5カ月ぶりの水準を付けた。(2012/12/28-09:49)



なるほどねー。

東証の取引は多分今日まで(大納会ってそういうことだよね?外為は関係ない?)なので、その辺での駆け込みもあるのかしら。


輸入業としては利益が圧迫されてきつくなるんですけど、やっぱりね、景気ってのはあるんでね。社会が明るくなってくれないと嗜好品も売れないしね。政府の「やります」が実現して実際の効果をもたらすことを期待しておりますです。てか、円安による利益圧迫と、円安による景気浮上の間のタイムラグが長く続かないことを祈っております。消費税なんかもそうだけど。数字の動きと実感ベースとは違うもんなー


ユーロとポンド

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執筆時点でユーロが114円43銭、ポンドが139円21銭。

もともとの桁が大きいせいか、それとも対円が過剰に高く見積もられていたのか、数字の動きが大きいですね。一時期騒がれてたヨーロッパの経済危機の話、最近全然報道されないけど今はどうなってるのかしら。だいぶ安定したのかしら?そんなわけはないか…

ちょっとニュース拾ってみたらこんな感じ。

ユーロ圏債務危機、最悪期脱した─ショイブレ独財務相=新聞 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters

財務相はインタビューで、債務危機の克服は厳しい改革遂行によってのみ可能だということをギリシャなど重債務国の政府が理解するようになったと指摘し、「最悪期は脱した」との見方を示した。

 また「ギリシャ政府は他のユーロ圏諸国に過度に財政上の負担をかけてはならないと認識し、改革を推進している」と述べた。

 欧州第2の経済規模を持つフランスについては、債務拡大に歯止めをかける同国の取り組みに対し楽観的な見方を示し、「フランスが責任を果たすことを確信している」と言明。「同国政府は、競争力を維持するためにはどの国も恒久的に改革に取り組む必要があるということを間違いなく理解している」と述べた。



影響の度合いについてはちょっと解らないですけど、当面は危機を脱したということでしょうかねえ。それならば、いまから高波に挑むアメリカに比べると、高波をやり過ごしたユーロがより強いのは当然かな。ギリシャの人たちにとってはまだしばらく大変ですが、少なくともユーロ圏にはとどまれるという感じで。とどまれる…んだよね?