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もしかすると音楽分野に限ったことなのかも知れないのですけど、自分が何かを気に入っている、良いと思っていることを「評価している」と表現することがあります。「最近のアレ系、評価してるの?」「彼の最近のリリースは評価してるんですけどねえ」みたいな感じで。音楽分野の用語は基本的に、ショップと音楽雑誌によって煽られたバズワード満載なので多分これもそういうところからこぼれて一般の人も使うようになってしまった用語なんだろうなあと想像するのですけど、僕はこの「評価」という言葉の使い方が嫌いです。

単純に言って偉そうですよね。なんでそんなに上からの物言いなんでしょうか。自分は評価する人間、音楽やアーティストは評価されるもの。自分自身の中での評価であれば「好き・嫌い」という表現方法で十分なはずで、絶対的な価値観を想起させるような表現はどうかと思うのですよ。

先日も、とても自然に悪意なく「君はアレ評価してるの?」というようなことを聞かれて、何というか戸惑いました。「好き?」って聞かれればはっきりと「好きだよ」と答えられるのですけど、「評価してる?(Y/N)」みたいに聞かれても正直答えようがないというか…「評価」なんぞしたことないというか…もしこれが「業界」ってもんだよと言われるのであれば、なんというか御免被りたい気分でいっぱいです。

あんまり、こういう言葉の使い方が流行らないで欲しいなあと思ってるんですけどねえ…
目新しい言葉の使い方にはみんな飛びつくからなあ…