とっても面白かったです。


今号が手元に届いたときに僕はこんな事をツイートしました。



この思いは今でも変わらないのですけど、それはそれとして僕はNumberを読み続けるんだろうなぁと思いました。
休刊するその日までね。

僕が不満に感じている、かつてのNumberにあり現在のNumberからは失われてしまった部分、それは「スポーツの世界の今」との関わり、ビジネスとかマネージメントとか自己啓発とかそういうことではない、選手の姿を投影した紙面構成については、諦めることになるんだろうなと思っています。それを諦めてしまえば、スポーツの一部を伝える雑誌として十分、お金を払う価値はあると言うことに気付いたのです。寂しさもあるけど、それが時代の流れなんでしょうね。



そうそう、よく文章の出来不出来についてNumberを責める人がいるのですけど、僕はそれは筋違いだと思っています。なぜなら、Numberってのは新聞や普通の週刊誌とは違うからです。何が違うか…違いは、書いている人間が編集部の人間では無いと言うことです。もちろん原稿を依頼する以上編集部からのディレクションはあるでしょうが、文章の出来、取材対象との距離や話の引き出し方、描写などについてはライターの腕に委ねられています。ディレクションとライターががっちり噛み合うととても良い出来になる。だから、企画がきちんと伝わっているのであれば、その文章が拙いのはライターの責任です。逆にその文章が素晴らしいのはライターの功績です。そういう意味でNumberは良いスポーツライターを見つけるのにとても良い雑誌なのですね。

今号のNumberで僕が気に入ったコラムは、木崎伸也さんの「前例なき道を行く者」と吉崎エイジーニョさんの「ヤス革命」でした。前者は、川淵三郎サッカー協会名誉会長、犬飼基昭元サッカー協会会長、天野春菓川崎フロンターレプロモーション部長、西真田佳典JSP専務取締役といった面々のとりくみをコンパクトに紹介したコラムで、川淵さんの苦労話(Jリーグ発足前に当時アジアトップだったマレーシアリーグを視察に行って散々待たされたとか)や、天野さんの情熱が伝わってきてとても面白かった。後者は、吉崎さんならではの目の付け所で、懐かしのヤスが今何を考え何をしているかがとても面白くて、ちょっとギラヴァンツ北九州が気になりました。頑張って欲しいなぁ。


次号は再びサッカー日本代表特集。

サッカー特集組むんならJリーグ特集でも組んでやりなよと思うんですけど、もう多分そう言う企画の売り上げでは支えられるサイズじゃないんでしょうね、Numberという雑誌が。そうは言っても多分次号も面白いとは思うので、楽しみに待ってたいと思います。