ATOK PassportとATOK Syncを導入してみました(インストールまとめ)


職場のPCが壊れて一時的に他のPCに移動することになり、アプリケーションをインストールし直すことになったのですが、そうだそれだったらもうATOKをATOK Passportにしちゃおう!ということで、使用しようと思いながらずっと忘れていたATOK Passportを導入してみました。最初にそうしようと思ってから2ヶ月半も経っちゃった。

これからのATOKはもうATOK Passportにしようかな | mutter

「同時に使用しない」という条件さえ守れば最大10台までインストール可能なので、職場のPCにインストールしつつ、自宅のATOKもバージョンアップしちゃう予定で。


んで無事インストールは完了し、ついでに環境や辞書データをネット越しに他のPC(職場と自宅とか)と同期できる「ATOK Sync」の設定も完了したんですけど、これたぶんジャストシステムのせいだよなぁ…購入や設定がめちゃくちゃわかりづらかったのでちょっと手順をまとめて整理しておきます。ヘルプや注意書きもわかりにくいしなぁ。わかった後から見るとそうは思わないのですけど。




ATOK Passportの導入

僕が勘違いしていたのですが「ATOK Passport」というのはライセンス管理システムのことで、そういう名前の製品があるわけではないようです。製品はあくまでATOK。なので月額制のATOK Passportを利用したい場合、まずATOKをダウンロードしてくることが必要です。この場合ダウンロードするATOKは無償試用版ということになります。

その後「ATOK Passport」の契約をすることでATOKのライセンスを取得し、無償試用版にそのライセンスを登録することでATOKの機能制限が外れ、晴れて製品版を手にするという流れです。

手順

  1. ATOKの無償試用版をダウンロードする
  2. ダウンロードしてきたATOKをインストール

とりあえずここまでで最新版のATOKは使用できるようになります。1ヶ月間無償で利用できるので、慌ててATOK Passportの契約を行う必要はありません。まぁ僕は契約してしまいましたが…(どうせ300円/月だし)


ATOK Passportの契約は以下の手順で行います。

  1. Just MyShop(ジャストシステム直営ECサイト)にアクセス
  2. ユーザー登録(無償)を行う
  3. ATOK Passportを契約
  4. 「シリアルナンバー」と「オンライン登録キー」がメールで送付されるので確認する
  5. ATOKにライセンスを登録する

これですべて完了です。わーい。



ATOK Syncのインストールと設定

「ATOK Sync」は他のPCと環境や辞書を同期できるサービスです。

ATOK Sync アドバンス(ATOK 2011 向け)|ATOK Sync|ATOK.com

「ATOK Passport」を契約していると無償で使用できます。利用するには「ATOK Sync」のインストールが必要なのですが、ダウンロードページはありません。インストールは、ATOKと一緒にインストールされる「JUSTオンラインアップデート」を使って行います。

  1. JUSTオンラインアップデート » JUSTオンラインアップデートを実行
  2. 「ATOK Sync」ツールにチェックを入れてインストール
  3. 「ATOK Sync」サービス(ジャストシステムの「InternetDisk」というサービスを利用する)の申し込みを行う
  4. ATOK » ATOK 2011 » ATOK Syncから「ATOK Sync」ツールの設定


これでATOK Syncもインストール完了。

辞書を追加したり環境を変更したりすると、ジャストシステムのサーバにそのデータがアップロードされます。で、同期先のPCを立ち上げるとそれらのダウンロードが行われて同期されるという具合。なるほどねぇ。今まで双方で辞書登録してる単語とかあったので…これはとっても嬉しい。



1日MS-IMEを触って、翌日ATOKに戻りましたが…やっぱり入力支援ツールって大事だね!
単純に操作性の慣れっていう部分もなくはないけど、変換精度とか拡張性、管理のしやすさなどを考えると、やはりもう僕はATOKなしには生きられない体になってしまっているようです…

ちなみに今までのATOK2006から最新版のATOK2011(ATOK2012は2/10発売)にバージョンアップしたんですが、なんでしょ、全体的に少しお節介になってる?入力ごとにあれこれアドバイスしてくれるのは、慣れれば便利なんでしょうけど…いまのとこちょっと慣れなかったのでオフに。こういう細かいカスタマイズできるのもATOKのいいところですね。