懐かしのパトレイバー、その小説版、第1弾。発行は1990年。

うわー21年も前だ!


僕にとってのパトレイバーはゆうきまさみコミック版なのだけど、コミック版はコミック版でゆうき先生のアレンジがかなり濃く入っていたようで、実際にはテレビシリーズやOVAシリーズの方がチームの構想としてはあってるみたい(例えばコミック版では香貫花・クランシーの占める割合が随分小さい)。

そのテレビシリーズ、OVAシリーズ、またのちに公開される劇場版にしてもそれぞれ設定が違っていて、制作陣曰く「パラドックス」。あまりどれが正規かを追わない感じの環境にあります。


で、今作はチームギアの脚本担当だった伊藤和典さんによるもので、劇場版第1作のノベライズなどを収録しています。アニメありきの小説なので、登場人物の紹介は省略されているけれど、それが逆に会話のテンポを最初から作っていてファンにとっては心地良い。パトレイバーの魅力は、ロボの造形や社会環境含めた設定にもあるけれども、やはり登場人物それぞれの個性を色濃く反映した軽妙なやりとりだと思うので。人物紹介無くそれが表現できているところを見て、改めて「機動警察パトレイバー」という作品、またこの小説版の秀逸さが実感できました。

いいよなぁ。

コミック版とはまた違った、緩急のある空気感が良いです。全然古くないなあ。



ちなみに「伊藤和典さん」と聞いて僕が真っ先に思い出すのは…「究極超人あ~る」に出てくる「文芸部の伊東」。

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実際のお写真を見るに実はそんなに似て無いんだけど(笑)

思い出すっていうとどうしてもこの絵になってしまいます。