前回、最近のNumberが自己啓発本くさくてやってられんという話を書いたのですけれども、
今日届いた明日発売の最新号でも同じ流れを引き継いでいますので誰得ですけど引き続きご紹介。

こちら。




題して、「非エリートの思考法。 乱世を生き抜く力をつけろ!」です。

いや正直に言うとね、これ単体では面白そうな企画なんですよ。人選も渋い。
日ハムの武田勝が何を語るのかとかもうワクワクしてしまいます。
でもねー僕が買うはずだった雑誌とは違う雑誌なのです、これ。


前回も列記した、ここ何ヶ月かの特集ラインナップをもう一回書きますね。

782号(2011/07/07)答えは過去にあり。~ニッポンの名将特集~



781号(2011/06/23)メンタル・バイブル~20人のアスリートが明かす心の整理術~



780号(2011/06/09)名将に学ぶ。~チームを変革する新時代リーダー論~



778号(2011/05/12)カズに学べ。~明るく生き抜く11の思考法~



777号(2011/04/21)欧州サッカー総力特集 名将が語るベストゲーム。



773号(2011/03/10)名将の言葉学。~2011年のリーダー論~ 




大体どれもリーダー論と、仕事術の話です。
多くのスターがいるチームや、逆にスターがいない素人軍団を如何にまとめ上げるか?
プレッシャーに打ち勝ち結果を残すためにはどんなメンタルが必要なのか?

面白い話題ですが、4ヶ月掛けてやるようなことでもありません。



さらに「懐古風味」が強いのが最近のNumber

所々空いている部分では何を特集しているのかというと、「サッカー」と「野球のルーキー」、
それから「過去の栄光」です。

例えばこれとか。



んで、今号の巻末に載ってた「次号のお知らせ」もそれ系。題して、
「スタープレイヤーが語る 夏の甲子園 最強高校伝説」
スペシャル対談は『江川卓×桑田真澄』、特集は甲子園戦史などです。

うわー面白そう!

…そう一瞬思いましたけど、次の瞬間こうも思いました。

ていうかさ、今年の甲子園の特集はやらないわけ?

Number Webの方では小関さんなんかがやってるわけですよ。

充実の九州・沖縄地区で躍動する、「超高校級」の逸材たち。(1/4) - Number Web : ナンバー
東北から甲子園を目指す球児たち。「感謝」を胸に特別な夏が始まった。(1/3) - Number Web : ナンバー

めっちゃ面白いです。

無料で読める方がこのクオリティで、お金出して買ってる方は昔話…これってもうメディアじゃなくね?
Sports Illustrated誌を目指して創刊されたんじゃなかったのかよ…



文藝春秋社が想定する読者層とは?

僕が憤ってるのは単にNumberが変節したと言うだけの話ではなくて、
1年ごとの定期購読という形で購読しているからです。

定期購読というのは要するに前払いです。
1年間分前払いすることで発売日に宅配してもらうというサービスです。
送料は出版社持ちなので、購入者は別に損はしませんが前払いは前払いなので、
向こう1年間雑誌が存続し、また、1年間納得できるクオリティで出版されると
信頼できる場合に利用するわけです。
3冊に1冊しか欲しくない雑誌を定期購読することはありません。

スポーツの今の状況を取材したって売れないんだよというのがあるのかもしれませんが、
そんなのは僕の知ったこっちゃありません。
そう言う意味で、僕の信頼は裏切られました。


『リーダー論』『仕事術』『過去の栄光』

これらから導かれる「想定読者層」はどんな読者層ですか?

はいそうですね、40代から50代で管理職、最近のスポーツはテレビでやってる以外はあんまりよく知らないけど、
野球やサッカーの昔の話なら話にクビつっこんでくる、どこの会社にもいるおっさんです。
喫茶店で週刊ポストとか読んでるのと同じような年齢層ですかね。

それが悪いってんじゃないです。ビジネスですから。

ただ、僕はその想定読者層から外れてしまいました。
振られちゃったんでしょうねぇ。これはきっと。そんな気がします。



たまたまですけど、多分、次号784号で定期購読の契約が切れます。
いつもであればそのまま購読契約をするんですけど、この心境のままではちょっとそれは無理だなぁ。
金出して買う方は自己啓発だし、スポーツのニュースはWebで追ってねと言うんなら、
買う意味なんか全然無いからなぁ。。。

また、立ち読みして気になるのだけ買うという習慣に戻ることになりそうです。残念無念。



いやもう本当に、どうしてこうなった…

雑誌が厳しいからか?やばいのかな?

そして本当にどうなってしまうの…