本日、Google では、Google ショッピングの提供を開始しました。Google ショッピングは、インターネット上のさまざまなオンラインショップとユーザーの皆さんを結びつけたいと考え、これまで米国やドイツ等で提供されてきましたが、今回、日本でも提供を開始します。ユーザーの皆さんは、買い物をするときに知りたい情報を、より簡単に効率的に探せるようになります。
 

ほうほう、なるほど、なるほど?
どういうことかは、触ってみれば解ります。

Google ショッピング

例えば「レコードプレイヤー」で検索するとこうなる。



登録されている商品の一覧が値段と共に表示されます。商品をクリックするか「価格を比較」を押すと。



この商品を販売しているショップ一覧が表示され、ショップをクリックするとそのショップの商品売り場に移動します。



ほほう。

何が凄いの?

ここまでは前振り。


凄いなぁと思ったのは、出品者側から見たこのサービス。
このサービス、完全に無料なんですね。

リンクを提供するだけだから当然かも知れないけれども、でも既にオンラインショップを持っている会社がモールに出品するっていうのはそういうことだからねぇ。別に楽天の決済システムやなんやかんやを利用したくて高い手数料を払ってるんじゃなくて、窓口を用意したいからだって言う。それが無料。うへぇ。


でもって、商品管理の仕方がまたスマート。

  1. Googleの指定する形式でテキストファイル(タブ区切り)またはXMLファイルを用意する
  2. コントロールパネルからアップロードする
  3. 自動的に解析 → エラーがなければ挿入 → 審査
  4. 審査終了後、検索結果に反映される

データファイルをどこかに置いておいて、定期的にデータを更新することも出来ます。



毎日、毎週、毎月と言ったスパンが指定できます。おお。さすが。


技術的な話もしくは国内モールに対する愚痴

技術者的に考えると当然の仕様なんだけど、ここまで用意してくれるモールって国内には無いの(海外にはある)。商品数が5万とかあるサイトで働いてると、日本で稼働しているモールの殆どが小規模店舗や固定商品を持つショップを相手にしていることがよく解ります。本とか音楽みたいに、凄い勢いで商品が回転していく、テールの長ーーーい大規模ショップのことは考えてないの。

具体的には商品数の上限が厳しく決められていたり(売り上げではなく商品数で金取るとか)、商品を1品ずつ手動で管理するシステムだったり(もちろんプログラムで叩きますけどね)、ファイルのデータアップに対応してても1,000件までとかで処理に1時間とか掛かったり、自分の商品を検索して管理できなかったり、自動的に更新するシステムがなかったり。

まともに考えてまともに設計したらこうなるよね、というのがスマートに表現されてて衝撃的でした。出来んじゃん!ていうかお前らもやれよ!誰とは言いませんけど。




で、流行るの?

サービスをざっくり言うと、カテゴリを制限しないショッピングモール(というかリンク集?Google Checkoutを使えば決済も出来るけど)を作った、ということでしょうかね。

現状は「フリーワードで検索」というスタイルが購買意欲に繋がるか疑問ですし、検索や他のサービスとどう連携していくかなど、ユーザーの誘導に不安があります(Googleはそういうのがあんまり得意じゃないように思える)。

でも、もしそうした「デザイン」が成功(もしくはこれを利用したマッシュアップが出現)してトラフィックが増えたら、同じようなモールを運営しているサイトは少なからず衝撃があるだろうなぁと思います。


これはちょっと、重大な関心を持って極めて注視して行きたいですね。


とりあえずコストはかからないんだしということで、自由に出来る商品をいくつか試しに登録してみました。
どうなるかなぁ。