僕にとってのはてなのサービスと言えばブックマークでありまして、他のサービスが代替がきく(メインのダイアリだってはてな記法を除けば他のどことも大して変わらない)のと比べると図抜けてヘヴィに使っているのですが、最近気づきました。

はてなモノリス、おもしれぇ。



いや、もちろんはてなのリリースは読んでるんで、そう言うサービスがあることは知ってたんですけど、なにぶんサービスの対象範囲が狭い。要するに、ガラケーでは無理で、Android搭載機もしくはiPhone 3GS/4が必要なこともあって今までは無視してたんですね。自分とは関係ないと。

で、先月iPhoneにしたんですがそのまま忘れていて、5日くらい前にふと思い出してアプリ入れて試してみたら、なんだろう、これ、超面白いじゃん。評判とか全く聞かないけど、バーコードをキーに身近なものをロギングしていく感覚って、世界のどこにもないよ。すげーよ、はてな。そう思いました。なんで流行ってないんだろう。


はてなモノリスが分かりづらい理由

目的が不明確で、サービスを利用する理由が思い浮かばないから。

それに尽きます。



はてなモノリスがどんなサービスかはガイドラインのページに一応書かれています。

はてなモノリス - バーコードをスキャンしてモノを共有!

引用すると、

はてなモノリスは、自分の身の回りにある"モノ"のバーコードをスキャンすることで手軽に投稿、コレクションができる、新しい感覚のサービスです。

iPhone 3GS/Android向けアプリケーションを対応端末にインストールすることで、モノについているバーコードをスキャンでき、Web上での紹介が可能となります。

はい、えーと、多分、全然実感できませんね。あのね「コレクション」なんて別にサービスじゃないのよね。それ、行動の目的ではあってもサービスを利用する目的ではないの。

これを利用する目的は次の3つ。

  • 自分が何を買ったかを記録しておきたい
  • そのモノについて何か感想を書きたい
  • 他の人とモノの感想を共有したい

要するにこれは、ソーシャルネットワークを前提としたサービスです。
価格.com、食べログのシンプル版ですよ。

最終的な目的は、

  • 何かの愛好者がコミュニティを形成出来るような枠組みを作成する
  • 何かについての評価がここにアクセスすれば分かるようにする

じゃないんでしょうかね。

価格.comは元は電化製品から始まって今はだいぶ拡大していますが、あくまで「カテゴライズ」という枠に縛られています。拡大しているように見せかけて、従来のシステムが適用されるのはその一部で他はただのアフリエイトサイトだったりします。モノリスにはそんなもの必要ありません。だって、縛りなんかないから。モノが増えれば増えるだけ、守備範囲は広がっていきます。

ていうか、むしろ縛りがなさ過ぎです。縛りがなさ過ぎてコメントが独立しすぎている。それぞれのコメントを商品と結びつけて有効に利用するために、僕はタグ機能の導入を提案します。商品をある程度のゆるい枠組みでまとめれば、あるモノに関するコメントやフォローを他のモノに結びつけることが出来ます。まぁそれがタグじゃなくて商品の解析であっても構いませんけど、とにかく何かが足りない。



例えば...バーコードをスキャンすると、その商品に関するコメントを表示できる機能があっても良いはずなんですよね。それらを閲覧した上で自分のコメントを付け足したって良いはず。それだったら店頭で、「これって美味しいのかなぁ?」とか言いながらバーコードをスキャンするユーザーが思い浮かびます。そのユーザーは、モノリスをタダのコレクションと言うだけでなく、多くの感想の集まる場所と認識していることでしょう。ユーザー数も増えるはず。

本気でユーザー数増やすなら、はてなブックマークのエントリページに掲載されているアフリエイトとモノリスをリンクさせたって良いわけでしょう?それを見て、書籍などを買う人もいるかも知れない。せっかく自前の「商品評価機能」を手に入れているのに、利用しないとかないし。


とっても面白いサービスなので、出来ればこのまま続いていって欲しいのですけど、はてなには「作った人が辞めたら無くなる」という前例があり、「バージョンアップしないなと思ったら無くなっていた」という前例もあるので、下手すると1年以内になくなってしまう可能性もあってなんとも。なんとか、上手くマネージメントしてもらいたいものです。よろしくお願いいたします。