京都の街中には「京都御苑」と呼ばれる場所があります。


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名前からもわかるとおりここは天皇が東京に行かれるまでいらしたところで、正式名称は「京都御苑」京都では一般的に「御所」と呼ばれています。「京都御苑」というと大体の京都人は「京都御苑...?あー御所ね」と返すと思いますが、正確に言うと「御苑」=「御所」ではありません。

「御所」というのは、天皇もしくは貴族が住む邸宅のこと。「御苑」は「御所」を含む周辺地域のこと。

例えば京都御苑には次の3つの「御所」があります。
Wikipediaによると、それぞれ次のような違いがあるそうです。



まー京都御苑の中心は京都御所なので、京都御苑のことを「御所」と通称しても大体あってますけどね。本当は違うんですよーということで。



ちなみに京都御苑が出来た由来ですが、Wikipediaによると。

明治天皇とともに、公家らが明治2年(1869年)東京へ移った後、公家屋敷などが広がって公家町を形成していた京都御所周辺は大量の空き家の町となり荒廃した。この状況を嘆いた天皇は、明治10年(1877年)御所の保存を命じた。これを受け、京都府が火災延焼を防ぐため御所周辺の空き家となった公家屋敷を撤去して整備したのが京都御苑の始まりである。昭和24年(1949年)には国民公園として広く開放された。
 


あーそうなのか。

「御苑と御所は違う」と書きながらも、なんとなく京都御苑自体が皇族の何か的な感じを持っていたんだけど、実際にはもともと天皇の土地というわけではなく、京都御苑自体は単なる公園(だから特定施設以外は環境省の管轄)で、その中に御所(宮内庁管轄)や迎賓館(外務省管轄)があると言うことなんだ。なるほど。



追記:「内御所」と「外御所」

このエントリを書いたところ、次のコメントをいただきました。

内御所外御所とか京都人にしか通じないんだろうなぁ B! RT @nobodyplace: 「京都御所」と「京都御苑」。 - nplll: Mutter http://htn.to/xoRTGAless than a minute ago via Tween


おーなるほど。

各通りに面している外側(つまり京都御苑)を「外御所」、内側の建物(恐らく京都御所のこと)を「内御所」と呼んで区別しているようです。検索してみると同志社の用語集がヒットしたので、あのあたりの地域の用語なのかもなーと思ったり。左京区では聞いたこと無かったなぁ。


あとこちら。

御苑の中に住んでる友人がいました。お父さんが宮内庁の人やった RT @to_co_to 内御所外御所とか京都人にしか通じないんだろうなぁ B! RT @nobodyplace: 「京都御所」と「京都御苑」。 - nplll: Mutter http://htn.to/xoRTGAless than a minute ago via Keitai Web


そうそう、京都御苑の中には官舎があるんですよね。環境省の管理事務所の上ぐらい。

誰が住んでるのかなーとずっと思ってたんですが、そうか、宮内庁の人(つまり、京都御所、仙洞御所を管理されている方かな?)が住んでるんですね。なるほど。