前回の続き。

体重計を変えたら体脂肪率が全然変わった話。

生体インピーダンス法による体脂肪率の測定は、体に微弱な電流を流して得られたデータを元に体内組成を推測するというものなのだけど、データから実際の数字に変換するアルゴリズムの部分がキモでメーカーによって異なるために、機器によって大きな違いが生まれることがあるそうです。そうなのか。


今回比べているのはどちらもタニタ製。

ただし旧モデルとなるTBF-602は2001年に購入したものなので、製造は2000年か2001年。
一方で新モデルのBC-701は2008年発売の製品。というわけで、同じ企業のアルゴリズムが8年間でどう変わったか?という話になりそうです。


以下、3日間いろいろな状況で計り比べてみたデータを。
日時 体重 体脂肪率 体脂肪量 備考
BC-701 TBF-602 BC-701 TBF-602 BC-701 TBF-602
9/13 10:00 66.2kg 66.6kg -0.4kg 15.4% 19.5% -4.1% 10.19kg 12.99kg -2.8kg 朝食1時間後
9/13 20:50 66.9kg 67.2kg -0.3kg 14.1% 17.5% -3.4% 9.43kg 11.76kg -2.33kg 帰宅時
9/13 23:40 67.4kg 67.6kg -0.2kg 15.4% 19.0% -3.6% 10.38kg 12.84kg -2.46kg 入浴後
9/14 01:30 67.4kg 67.6kg -0.2kg 15.3% 18.0% -2.7% 10.31kg 12.17kg -1.86kg 入浴2時間後
9/14 08:40 66.4kg 66.8kg -0.4kg 15.2% 20.5% -5.3% 10.09kg 13.69kg -3.6kg 起床直後
9/14 09:20 67.1kg 67.6kg -0.5kg 15.9% 19.0% -3.1% 10.67kg 12.84kg -2.17kg 朝食後
9/14 20:30 67.3kg 67.6kg -0.3kg 14.9% 17.5% -2.6% 10.03kg 11.83kg -1.8kg 帰宅時
9/14 21:40 68.4kg 68.6kg -0.2kg 15.8% 17.0% -1.2% 10.81kg 11.66kg -0.85kg 夕食後
9/14 23:40 66.1kg 66.6kg -0.5kg 14.5% 17.0% -2.5% 9.58kg 11.32kg -1.74kg 10km走後
9/15 00:20 66.6kg 66.8kg -0.2kg 15.7% 18.0% -2.3% 10.46kg 12.02kg -1.56kg 入浴後
9/15 08:45 66.3kg 66.8kg -0.5kg 15.3% 21.0% -5.7% 10.14kg 14.03kg -3.89kg 起床直後
9/15 11:10 67.0kg 67.4kg -0.4kg 15.9% 18.0% -2.1% 10.65kg 12.13kg -1.48kg 朝食2時間後
9/15 14:30 66.9kg 67.0kg -0.1kg 14.5% 17.0% -2.5% 9.7kg 11.39kg -1.69kg 帰宅
9/15 15:00 67.1kg 67.4kg -0.3kg 14.5% 17.5% -3.0% 9.73kg 11.8kg -2.07kg 昼食後
9/15 22:30 68.1kg 68.4kg -0.3kg 14.5% 16.5% -2.0% 9.87kg 11.29kg -1.42kg 夕食後
9/16 00:00 67.0kg 67.4kg -0.4kg 14.0% 16.0% -2.0% 9.38kg 10.78kg -1.4kg 入浴後
最大と最小の差 2.3kg 2.0kg 1.9% 5.0% 1.43kg 3.25kg

これらのデータからまず、

  • 体重はBC-701のほうが0.2-0.4kgずつ軽くなる
  • 体脂肪率はBC-701のほうが3-4%小さくなる

と言うことがわかります。

体重が変わってるのはなんなんでしょう。アルゴリズム関係ないから機械の癖でしょうかね?他の機械との比較ではBC-701の方の数字と一致していたので、多分、BC-701の数字の方が信頼できるかと。体脂肪率の方はアルゴリズムの違いでしょう。痩せて表示されるのは嬉しいですがそれで良いのかという気もします。


また体脂肪率についてはこれに加えて、

  • BC-701のほうがシチュエーションによる数値の動きが小さい

ということも言えると思います。

1日の中でのシチュエーションによる体脂肪率の動きは、TBF-602が最大21.0%/最小16.0%と5.0%も動きがあるのに比べて、BC-701の方は最大15.9%/最小14.0%と1.9%しかありません。3日間とくに外食もしていないので、急に脂肪や体重が増えることはないはずなんですが、TBF-602の体脂肪量は最大と最小で3kg以上の差が出ています(BC-701は1.43kg)。シチュエーションによって数字が動くこと自体は仕方のないことですけれども、動きは少なければ少ないほどいいわけで、そう考えてみるとTBF-602の方は少し数字が動きすぎかなと。



古いデータとの比較を避けつつ、新しい方を信用する。

今までのデータと食い違ってしまうのは残念ですけど、やっぱりここは「新しいアルゴリズムの方が実態を正しく捉えられるように改良されている」と信じるしかないでしょうね。それを証明するものは何もありませんけど、「そうあって欲しい」という期待も滲ませつつ。

出来れば他のメーカーや他の方式での計測もやって比較できると良いんですけど、なかなか機会がないので難しいかな。
そもそも信用のおける機械がどれかもわかんないですしねー
関西でもBOD POD(空気置換法らしい)がある施設とかあればいいんですけど。



ちなみに

シチュエーションによって結果が異なるのは想定されている事実なので、例えば朝と夜を比較して「脂肪が600g増えた」なんて言うのはナンセンスです。比較できるのは同じシチュエーションで測定した別日の結果同士だけです。その辺、あんまり厳密なことを求めても仕方がないかなと思うので、あまり気にしすぎない方向で。