「予算」について思うことがあったのでメモ代わりに少し。

「予算」というと「ノルマ」(*1)「達成目標」と捉えがちな気がするけれども、本当は違うよねという話。まぁ知識(例えば経理の知識)ゼロの上に感覚で構築してるのでぼんやりとした話なんですけど。適当なこと書いてたらすみません。



「予算」というのは「収入」と「支出」の双方をまとめた概念で、相互に相手をベースとして組まれているわけで、例えば「収入」が「予算」を下回るということは、何らかの「支出」を急遽削減するか不渡りを出すかそれを防ぐために借金をするということではないのかなと。基本的に「収入」が「予算」を下回るのは許されない。だから逆に言えば確実に計算できる額を「予算」とすべきなんじゃろかっていう。例えば、実績の加算に説得力のある成長率を掛けて算出するとか。

一方で「目標」というのは、これからしていく努力を逆算で決定していくためのもの。心意気はともかく仮に達成できなくても構わないもの。もちろん「目標」は達成されるために設定されるわけで、それが達成されないことは失敗なのだけど、「出来るギリギリのちょっと上に目標を設定する」という考え方からすると、出来ないことは失望ではありつつも想定内でもあり、逆算をやり直して再度トライすると言うアプローチになろうかと。


俺俺解釈なので所属組織によってまたかなり変わるんでしょうけど、用語はともかく、「必ず達成する最低ライン」(ここでは予算)と「達成するよう努力する最上ライン」(ここでは目標)とを定めて努力していくのが合理的な話かなぁと。「最低ライン」といっても右肩上がりと左前とではだいぶ考え方も違うでしょうけど(設備投資した以上最低ここまで業績を伸ばす/最低ここまでの売り上げ減にしておかないと翌月にはリストラ開始、など)、なんにせよ「両者をごっちゃにする」とか「予算なのに平気で未達」「達成可能性の低い数字を予算とする」「目標ではあるけど達成できないことを想定しない」とかすると、数字の役割が曖昧になってなんかあんまり楽しくない方に行きそうだなぁと言うのを10年弱の社会人生活を経て何となく思ってる。



ちなみに、「最低ライン」をまともに発表しちゃうと社員がそれに甘えちゃう(だから唯一の数字だけを伝えてそれを厳しく要求する)という発想もあるかもしれないんですけど、それは...うーん。そういう社員にはあんまり複雑なことを言っても仕方ないかもなぁとも。マクドナルドみたいに30分ごとの売り上げみたいな「ゲーム」をやるしかないかなぁ。



*1) 業種によっては「ノルマ」は「当然達成すべきもの」として理解されているんだけど、でも企業としてみた場合その多くは達成できないと会社潰れちゃうとかいう性質のものじゃないので、それはやっぱり「目標」に近いのかなと思われ。厳しく叱責されはするだろうけど。