京都の朝の「繁華街」(なんか微妙な感じの用語だけど他に良い単語がないので)って、東京はもちろん、大阪や名古屋や静岡さえあるような、独特な感じが薄いなぁとふと思った。なんだろう、今日も始まりました!今からみんなでここに集まってワッとやるからね!的な。


何年か前に東京に輪行で行ったとき、朝早く新幹線で品川駅に降りてそこから板橋まで行ったんだけど(20kmくらい?)、新橋、銀座、日本橋、秋葉原、駒込、巣鴨と通って、巣鴨を除く街ではそういう「繁華街」の朝っていう雰囲気でそれが結構良いなーと思ってた(昼間になちゃうとそれはまたちょっと違うんだけど)。

名古屋に住んでるときも、まぁその頃は浪人生だったわけだけど、寮を時間通りに出て授業は余裕でさぼって本屋とかに行ってたんだけど名駅前の朝の静かな感じが結構好きだった。それがだんだん人が集まって、建物しかなかった風景が「街」になっていく様っていうのかな。
でも京都にはあんまりそういうのがないんだよね。

多分、3大都市に比べて田舎であるということが大きいんだろうけども、建物やその雰囲気によるものもあると思う。そこに集まってワッとやるというよりも、どっちかっていうとワッとやる人の半分はもうそこに住んでて、朝が来たら店開けてもう半分の人は観光客、みたいな。よくよく考えれば、新京極とか河原町とか四条とか烏丸とか別に人が住んでるわけじゃない場所もあって、そういうところでは当然店を開けるために集まってくる人たちが大勢いるわけだから、「繁華街」の朝の雰囲気があるはずなんだけども、で事実あるんだけども、なんか違う。ビジネス街の歩道を普通に近所のおばちゃんが掃いてたり水まいてたりとか。そんなんなんか違う(苦笑)

で、そういうのはじゃあ好きじゃないのかと聞かれれば、これがまた結構好きだったりもする。京都を田舎だという人(まぁ事実都会じゃないんだけど。人口的に見ても)は多分こういう雰囲気をさして言ってるんじゃないかなーとちょっと思う。普通都会では、住宅地と「繁華街」は別区画になっていて、ここが「街」だよというのが明確にわかりやすくなってる。そういう意味で言うと京都は建物も低いし、大通りの側に普通に民家があるし、街は住宅地に沿って広く拡散してるんで実体がよくわからない。だから朝も「繁華街」の雰囲気が希釈されちゃってて殆ど住宅地のそれになっちゃってるんだけども…まぁ、「だがそれがいい」。それもまたいいんだなぁ。変な感じで。

京都ってそういう街だよね。