明細を見ると全然割安感のない携帯料金。

ケータイ料金、もっと安く――「高い」と考えるユーザーが約7割 – ITmedia +D モバイル
カカクコムがケータイの利用料金に関する意識調査の結果を発表。ケータイキャリア各社が携帯の利用料金を下げる傾向にあるものの、ユーザーの約7割は、まだ「高い」と感じているようだ。


通話料を無料にしたり基本料金を値下げするなど、携帯価格を引き下げる動きが目立つけれども、
実際に明細を手にして請求額を見てみると、別に大して安くなんかなっていない。
人によってはむしろ高くなっている場合も多々ありそうな気がする。


なんていうか、結局の所、値下げしてしんどいとか言ったって、
取る名目を変えてるだけの話であって、
通話料や基本料金が安くなった代わりに、
端末代やら、パケット代(使い放題プラン含む)やら、保証サービスやらが増えただけっていう。

まぁそりゃいきなりそんなに利益薄くできるはずもないから当然なんだけど。


通話もメールもそれほどしない僕の場合はどうかっていうと、
それでも携帯代金はかなり『増えてる』。

以前試算したから繰り返さないけど、結局の所、
パケット料金は見た目安くなったけど無料分が無くなって実は丸々値上げ(月980円)だったり、
指定割引の代わりにWホワイトで実質的に値上げ(月680円)だったり、
端末の割賦(月1,380円)を支払わなければならなかったり。

事実として使用状況は変わっていないのに、携帯料金って値上がってるんだよね。
メールとかウェブとかバリバリやる人だったら違うかもしれないけど。



コレはソフトバンクの場合だけど、多分auでもドコモでも同じことで、
大々的に宣伝されてるほど、携帯料金って安くなってなんかねぇぞと。
今でギリギリならともかくとして、お前らもうちょっとやれんだろ?と思ってしまう。

正直、もうそろそろ、パケット代とか無料になってもいいんじゃね、とか思うけど、
それは消費者の横暴な考え方ですか。そうですか。
なんかでもさー、従量制的な値段設定が一昔前のインターネットを思い出させて、どうもね。


正味の話、値下げなんかできねーっていう話なんだろうなぁ。きっと。
表向きはポーズ取ってはいるけどね。

そういう意味でソフトバンクの作戦は上手かったなー
基本的にはARPUを均一化することで、管理しやすくしただけな気もするけどね。
結果、よく使う人は値下げになったし、余り使わない人は値上げになって、
全体としては変わんねーみたいな。

それでも結果として、安いって言う印象を植え付けてるからなぁ。
商売が上手だよ。ホントに。