ネット上でよく出てきます。メタ。英単語1500で言うと、800位くらいですかね。

意味を簡単にざっくりと書くとすると、
あるジャンルについて俯瞰でまとめて定義するとか見るとかそんな感じの意味合いかな。
はてなブックマークで“メタブクマ”というと、
あるエントリのはてなブックマーク一覧をブックマークすることで、
まさにはてなブックマークをまとめるみたいな感じの意味合い。

で、なんで『メタ』が嫌いかっていうと、メタってのは本来、状態を表す単語じゃないかと思うのね。
先ほどのメタブクマであれば、それ自体既に1つの単語として成立してはいるけど、
基本的にはブクマを俯瞰してるっていう状態を表してるのがメタであって、
手法そのものをきっちり定義してるわけじゃない。


そういう意味で、メタ?と書き表す態度は、洗練されてて格好いいとは思うけど、
実際に自分が何を伝えてるか、それを相手と共有できているかについては、
諦めてるか思いこんでいるかのことが多いように思う。

哲学的な議論においても良くあるけど、
その言葉は確かにそのレベルで知っておくべき単語かもしれないけれど、
知っておくべきことと相手が知っているかどうかとは関係が無く、
その確認無しにその言葉だけを投げることは、もの凄い内輪な、
ある意味でコミュニケーションの放棄だって言うね。

つまりそれってどういうこと?と聞き返さなければいけない単語に、
何の意味があるんだろうかねとか思う。
雰囲気的には、”モテカワ”なんかと同じ。
言葉の表す雰囲気の方が重視されて、
実際の中身については分かる人だけ分かればいいって言う。

知人同士で話をしてる分には良いけど…外に出すときは違うよね、と。


『メタ』という概念は便利だと思うし、そもそも議論が複雑化していけば行くほど、
そういう単語で概念を置き換えていかないと議論が進まないという面はあると思うので、
それ自体が嫌いなわけではない。

けれども、きちんと自分のイメージが伝えられると確信できていない所に対して、
『メタ○○』というラベルを安易に付けて、
俺の言うことが分かるかどうかは君次第だ、と相手に丸投げするのはなるべく避けようと思う。
もっと分かりやすく、まとめとか、そういう単語を付けよっかなと。