ひろゆきの天才的な資質について。

サービス開始から1年を経ずして400万会員を集め、1人あたりの月間平均利用時間や平均訪問回数がYouTubeよりも多いなど、「はまる」サービスとして注目されているニワンゴの「ニコニコ動画」。エイベックスや吉本興業といった大手コンテンツプロバイダーとの提携で注目度がさらに高まっているが、テレビに取って代わることは不可能だと運営元のニワンゴで取締役管理人を務める西村博之氏は言う。これは11月16日に開催されたワイアードビジョンの「21世紀の広告ビジネス–Googleの次に登場するもの」で語ったものだ。

西村氏によれば、技術面や広告面など、いくつかの点で課題があるという。
 


西村博之氏(以下、ひろゆき)は天才か否か、という話がどっかで話題になってた気がするけど、
僕個人は彼は、頭の働きがとんでもなく良いとか、そういう類の天才ではないと思う。
ひろゆきと直接喋ったことがあるわけでもないし、
てか、ネット越しの写真記事(ないしは動画)でしか見たことないけど、
ひろゆきに関して、凄いなぁ、と思うのは、洞察力と分析力。


周りが、現実と幻想(=希望)を一緒くたにして行動しているような場面で、
現実を的確に捉えて、そこから考えられる状況を的確な言葉で示す。
もちろん結果として間違えることもあるけれども、
(例えばひろゆきはニコニコ市場には懐疑的だったらしい)
それは未来のことであって現実ではなく、間違えることと、
現実を捉えることとを一緒に考えるのは正しくない。


ニコニコ動画について、皆が褒めそやし、
これが時代のメディアだ、テレビや新聞など古い、そういっている時に、
今目の前にあるデータを元に、それが本当に可能かどうか分析し、
また、実際にそれを実現するには、何をしなくてはいけないかを判断しているひろゆきは、
素直に凄いと思う。

本当は、今は株でも持っておいて、そんなことは黙っておき、
高くなったところで売り抜ける…とかが、
正しい『情報』と『分析』のビジネス的な使い方なんだろうと思うけど、
それをせずにこうして率直に語ってしまうところがまた凄い。

取締役のくせに、