ぶっちゃけ、東京中心の東京主観による価値観の押しつけには、
腹が立つことも多いのだけど、
(例えば僕にとって六本木ヒルズという単語は何の意味も持たない)
だからといって、東京は嫌いか?何の憧れも抱かないか?と聞かれれば、
全くそんなことはなく、むしろ、東京の持つ歴史と文化に心惹かれることは実に多い。

昨日、何とはなしに付けていたテレビに、
『素敵な宇宙船地球号』が映っていて、
テーマは、東京の水について…だった。
武蔵野台地の端に位置する東京は、地下水が非常に豊富で、
多くの温泉も湧出している…という内容だった。

東京の地下には、実は、豊富な地下水が流れています。それは多様な命をはぐくみ、日々の生活の中で、様々に活用されています。地下水の秘密をひも解きながら、東京を旅してみましょう。
 

始めは適当に見ていたのだけど、
見ている内にどんどん興味がわいてきて、あー良いなぁ東京、と。

普段、東京を批判的な目で書くときには、
その上に乗っている、集中的で軽薄(に見える)文化のことを念頭に置いているのだけど、
でも、同時に、中沢新一やタモリが指摘するまでもなく、
東京ってのは凄く魅力的な街なんだよなぁ…


番組中に出てきた場所の中で、一番心惹かれたのは、等々力渓谷。

等々力渓谷のホームページ

異常に綺麗だった。
(撮り方の問題かもしれないけど)


それから、真っ黒な温泉、その名も、黒湯。
起源を聞けば、まぁそれは要するに、石油のそれに似てる気がしたのだけど、
もちろん、油ではなくてただ黒いだけ。
凄く不思議な光景だった。


恐らく京都人のそれと同じように、
自分の街の魅力について、
マスコミやネットなどを通して外に出てくることの少ない東京だけど、
古い街だけあって、もの凄く面白いんだよな。
もしかすると、京都ほど古くないところが、
未開の頃の記憶も残していて、魅力的なのかもしれない。


東京に住む…ことは、未だにリアリティを持っては捉えられないけど、
(どれだけ魅力的でも、やっぱり生活としては人の多い場所に行かざるを得ない)
東京を悪く言うのと同じくらい、
東京には憧れを抱いているのだよなぁ。

大都会…そこじゃないと思うのだよな。
僕が惹かれるのは。


たぶん。