以下の記事を参考に。

「市民記者」による記事を掲載するネット新聞「オーマイニュース」がオープンしてから1週間。編集スタッフ同士の議論やいわゆる「2ちゃんねらー」の“釣り”が取り沙汰される中、鳥越編集長らとブロガーがシンポジウムを開催した。

誤解無きように最初に言い訳しておくと、
オーマイニュースの理念すべてが古いわけではない。
今までなかなか、メジャーにならなかった投稿型ニュースサイトを、
メジャーにしようという姿勢は評価に値する。

また、上に上げたエントリでも分かるとおり、
必ずしも内部の人たちの考え方、リテラシは一定ではなく、
それはある意味で、煮詰める/相互理解が不足しているとも取れるし、
意見の汲み上げ/生成手段によっては柔軟に活動できる、とも取れる。
つまり、現時点の理念と、少し先の理念とで、
かなり変わっていても不思議はない、ということだ。


まぁ、それを前提として、だ。

僕が古いなぁ、と思ったのは、言うまでもなく、編集長である鳥越氏の考え方。
代表的なのが、次の発言。

批判があれば、コメントではなく市民記者登録をして記事を書いてほしい

まったく、何様だと思っているのだろう?
自らの始めたサービスが、日本で唯一の参加型サービスだとでも思っているんだろうか?
魅力を感じないサービスに、誰が参加する?
コメントと、記者登録とでは、
そのサービスに対する距離が違う。
記者よりもタダのコメントが多いのは、
それだけサービスに対して距離を置いている人が多いと言うことではないか。


そもそも、現代のネットで必要とされているのは、
様々なソースを繋げる『ハブ』のようなサービスであって、
情報を自サービスの元に囲い込むようなサービスではない。

スラッシュドットイザFPNは言うに及ばず、
多くのブログポータル、TechnoratiBloglines
はてなダイアリや、もしかするとmixiも、
そうしたハブの役目を果たしているということだ。

既にネット上には多くのソースがあり、
ブログ一つ一つを書いている人は、勿論それぞれ性質は異なるものの、
言ってみれば既に一人の記者であり、
鳥越氏に言われるまでもなく、既に記事を書いている。
その事実を知らないままで、
『記事をうちで書いて欲しい』と言われたって、正直、面倒なだけだ。

例えば、Pingをブログから打ってくだされば、
検討の後、記事として掲載いたします…みたいなサービスであれば、
もっと取っつきやすい。
自分でエントリを書いて、ああ、コレはオーマイニュース的だな、と判断した記事のみ、
掲載依頼を出す。

そういう形でなら参加することも出来るが、
とりあえずうちで記事を書け、話はそれからだ、
そんな態度のサービスに誰が魅力を感じる?

目新しくもないのに、だ。


新しいサービスを展開するに当たって、鳥越氏は、
市場マーケティングを行わなかったのか?
韓国のサービスにただただ魅力を感じ、それを日本に持ってきたかった、
タダそれだけなのか?
それって、詐欺に合うヒトと同じ思考回路なんじゃ…
(オーマイニュースが詐欺だと言っているわけではない)


僕は今のところ、是でも非でもないが、
オーマイニュースの動向や、代表者の言動に、
大して目新しいところを見つけられていないのも事実だ。

実名をさらしてブログを書いている多くの人、
それよりも、オーマイニュースで記事を書くことのメリットって何だ?
記事を書くと、それが自動的にサービス内で公開され、
時に望まなくても議論に巻き込まれる…というサービス、
それよりも、オーマイニュースで記事を書いてもたらされる有意義って何だ?

そこんとこが、説明できてない。
自他の比較ができてない。

要は、

オーマイニュースはオープンしてから1週間。言うなればまだ幼稚園児。

そうじゃなくて、ただ、サービスとして未熟なだけだ。
未熟なものを出すのがベータ版じゃない。
未熟なものは、ただ、未熟なだけだ。

顔洗って出直してこい。


これだけ、多くの人たちが携わってるんだから、
もう一回話し合って方針練り直せば、もっと、面白いサービスになるだろう。

いまのままじゃ、近い将来グダグダだ。
鳥越氏が嫌ってる2chが取り上げなかったら、
見向きもされなかったかもな。

追記)
この件について、ITMediaにトラックバック打とうとしたんですが、
エラーが出て返されちゃいました。
ログを見ると、

character code is not utf8 or ascii (euc)

っつーことで、UTF8じゃないとダメみたい。
EUC-JPでもダメ…なんだろうなぁ、出来てないから。残念。

って、他のサイトは、EUCからでも打ててる。
じゃあコレが理由ってわけではないのか…
なんだ?


なお、トラックバックを打つ際には、元記事へのリンクが必要とのこと。
このトラックバック機能、いつ付いたか覚えてないけど、
面白そうだなーとは思う。
(もっとトラックバックがわかりやすかったらいいのに)

ただ、記事によって、付いたり付いてなかったり。
ああ、付いてるのは、ITMedia Newsだけか。