Google Earth

先日発表されて以来
各地で、話題になっている、Google Earth

Google Mapsが、あくまでWebサービスであったのに対して、
Google EarthはPCにインストールしたアプリケーションを介して、
ダウンロードしてきたデータで地図を形作るという違いはあるものの、
その面白さたるや…、Mapsを超えてますね。


僕は、自他共に認める地図好き人間なので ──
というのも、昔から自転車で移動することの多い僕は、
長めの旅行なら常に地図を携帯して、現実と照らし合わせる、
ちょっと出てくる程度なら、出発前に軽く地図を見ておいて、
あとで自分がどの道を通ったか、どこに何があったかを、
地図を記憶をつきあわせて確認する、と言う作業をよくしているからだ、
── こういう、サービスは本当に嬉しくなってしまう。

もちろん、プライバシーの問題に関しては、
相変わらず、『大丈夫かなぁ…』と一抹の不安を感じてもいるけれども、
例によって、『多分自分は大丈夫』的、大衆心理でごまかしてみたりして。


まぁ、Mapsと同じく、詳細の詳細まで表示できるのは東京に限られていて、
大体、上空300メートルくらいからの画像を表示可能です。

新宿東口


まぁ、京都はまだまだいまいちで、大体、上空30km程度。
京都御所とか、二条城は見分けられるけれども、
それぞれの建物を詳しく見るというところまではいってないね。

でももちろん、ぐるぐる回せるし、
近隣の都市名(どうやら、市町村が表示されるみたいだ、
区は東京23区でも表示されなかった)も表示されるし、
見ていて楽しい。

京都市上空


なんかねぇ…
視覚的に、リアリティをもって、道路を追えるってのが凄い。
僕は別にさして鳥にはなりたいとは思わないんですけど、
(僕らは飛ばずに地上をスムースに移動するからこそ鳥に憧れるのだと思う)
でも、これが、夢を与えるという点では、
激しく同意します。


なんかもう、完全に、バーチャルリアリティの世界だね。
それも、本物を流用してるしね。


追記: 2005/6/30 14:10
『ダウンロード数が予定に達した』ということで、
公開が一時停止されているようですね。まぁ、ベータ版だし。
近々再開される、とのことです。
(ちなみに現在のバージョンは、『3.0.0336(beta)』となってます)

ITmediaニュース:Google Earthが公開を一時停止